第11話 天使と鬼?竜? 召喚

前・・・もういいや


本編

あれから、3時間が経って、午後7時、今ギルドの食堂で宴会が行われていた。

エレハ「いやーお疲れ様、お疲れさま、すごい試合を見せてもらったよ。最後のあの魔法って複合魔法かい?しかも5属性の?」

椛「あなたなら1度ぐらい目にしているのかと思っていましたけど、まぁ、そうですね。その場のノリで作って見ました。」

エレハ「ハァ!?ノリで作るって・・・かなり難しいことなんだけどね~。まあいいや、そんなことより、召喚紙2枚で使い魔2体出してよ。」

エレオミ「そうよ、早く出しなさいよ!私は今回の試合で優勝して、家族に褒めてもらおうかと思ったのに、あなたのせいで、すべてがパーで家を追い出せれて、騎士団長という称号もなくなったわ。はぁぁ~何て運がない日なのかしら。」

椛「はいはい、分かったから・・・って、え!?家追い出されたのか?どうするんだよこれから・・・」

エレオミ「どうしようもないから、あなたに付いて行くわ、異論は認めないわよ!あんたのせいで家を追い出されたんだから、ちゃんと責任取ってよね!それに、あんたと一緒に居たらいい戦闘経験ができそうだしね」

椛「はぁ、分かったよ・・・」

椛(ハマノン、使い方を教えてくれ)

ハマノン「はい、まず、召喚紙を地面に置いてください。」

椛はハマノンの言うことに従って地面に置いた

ハマノン「そしたら、召喚紙に血を一滴でもいいので垂らしてください。」

椛は血を出すために、黒だけ呼び出し、左右の手の親指を切って、2枚の紙に左右の手の血を垂らした。

ハマノン「そしたら、何でもいいので、召喚の言葉を言ってください」

椛「我、汝たちの主に成る者である、汝らが契約を認めるのなら、ここに来て、姿を現せ」

椛は何でもいいと言われたので、その場で思いついた言葉を繋げて言ってみた。

そうすると、2枚の紙から、神々しい光と禍々しい闇が出現した。それは時間が経つにつれて、濃くなり、30秒後にはその光と闇は人の形を表してきた。

神々しい光から出てきたのは天使の様な羽を1枚、頭には輪っかが1個、服装は絵によく描かれている天使の服装で顔立ちは幼く髪の色は白色で、ロリ体系だった。禍々しい闇からでてきたのは天使の様な存在と対なる様な姿だった。髪の色は黒色で、頭には鬼のような角が2本突き出ていた。そして、一番目を疑ったのが、竜のような鱗がある尻尾だ。服装は西洋の鎧を軽くしたような感じだ。F○toのセイバーのような格好だ。天使と鬼?の目の色を言おう、天使は右目は黒左目は白で、鬼?の右目は白左目は黒だった。白?なのかは分からないが、少し光っているようにも見える。もちろん、二人ともぺったんこだ。可愛いは正義。

??「「ご主人様、私達は、あなた様に呼ばれてここに馳せ参じました。何か命令があれば何なりとお申し付けしてください」」

椛は驚愕していた、そりゃそうだ、目の前に天使と鬼?が居て、しかも、召喚紙から出てきたのだから。

椛「・・・なぁ、あんたらの名前ってあるのか?」

??「「いいえ、私たちには、名前はありません。ご主人様が付けてくれると助かります。」」

椛(ふむ、名前か・・・・・・あっ!)

椛は何か思いつた様な様子で、

椛「じゃぁ、名前を付ける前に、君たちの種族を教えて」

?「はい、私は半天使半神です。」?「私は半鬼半竜です。」

椛「・・・・よしっ!じゃぁ、半天使ちゃんは、アリスで半鬼ちゃんは、朔夜さくやで、いい?俺、名前のセンス0なんだけど・・・」

椛は名前を言って照れくさそうにそっぽ向いた

アリス「アリス、アリス・・・ふふ、いい名前。」朔夜「朔夜、朔夜・・・いい名前ね」

椛とは裏腹に2人は結構この名前を気に入ったようだ。

エレハ「・・・ねぇ、桃示、この子達の階級を聞いてもらってもいい?」

椛「階級?なんだそれ・・・」

ハマノン「階級とは召喚紙から出てくる際に決まる強さとレア度が高いの順番のことです。一番下から、下位、大下位、中位、大中位、上位、大上位、帝王級、魔王級、大魔王級、魔神級、神級、超神級、絶神級です。魔王級から魔神級は魔族で神級から超神級は天使族がいます。その中の一番レア度の高い絶神級かと思います。聞いてみてはどうですか?鑑定でも見れますが、それだと、不自然に見えますので。」

椛(ナイス、ハマノン!じゃぁ、聞いてみるか」

椛「なぁ、2人とも、自分の階級ってわかるか?」

アリス、朔夜「「はい、私達は絶神級と呼ばれる、超高位の存在だと、前に聞いたことがあります。」

椛「だってさ、エレハさん」

エレハ「そ、そう、絶神級・・・えっ!?絶神級!?」

エレオミ「うそ!?絶神級って本でしか読んだことないからわからないけど、本当に居たのね・・・」

椛「へぇ、伝説上の人物たちが俺のところに・・・さて、宴会の続きして、パァーっとしましょう!」

エレハ「はぁ、料理作るのは私何だから、遠慮ってものを考えてよね」

椛「まぁまぁ、誰もエレハさん1人に任せるとは言ってませんし、エレハさんも参加するんですよ!」

エレハ「え?でも料理とかはどうするのよ?飲み物とかもどうするの?」

椛「安心してください。ちょっとしたスキルがあるんですよ・・・クリエイト」

椛は創造魔法のことをクリエイト・マジックと呼んでいる。ついさっき思いついたそうだ。

椛は創造魔法を使って、8体の執事とメイドを作った。

椛「アリス、朔夜、ちょっと料理とかってできるか?」

アリス、朔夜「「はい、もちろんです。」

椛「じゃぁ、この8体を使って料理とか飲み物とか作ったりしてもらってもいい?」

アリス、朔夜「「はい、畏まりました。」

そう言って、アリスと朔夜は執事とメイドを連れて、厨房に行き、料理を始めた。

エレハ「ああ、そういうことね、もう驚かないわ。」

椛「さて、材料を作ってから、後でそちらに行きますね。」

エレハ「分かったわ。すぐに来なさいよ」

椛「はいはい、あと自分は未成年なのでお酒は飲みませんので、サラダバー」

エレハ「未成年って、ここは15歳で成年扱いよ~」

椛「まだ一週間も経ってない場所に慣れるのはまだまだ難しいのでまだ未成年でお願いしまーす」


そして、宴会は朝の日が出るまで続いた。

続く



ついでに、アリスと朔夜のステータス


名前:アリス


年齢:3410歳


種族:半天使半神


レベル:1


スキル:家事全般、5属性魔法火、水、風、光、闇、etc


称号:絶神級者、椛の従者


HP:1520

SP:3400

ATK:520

DEF:641

POW260

INT:870

SPD:420

VIT:321

LUK:100



名前:朔夜


年齢:3410歳


種族:半鬼半竜


レベル:1


スキル:家事全般、5属性魔法火、水、風、光、闇、etc


称号:絶神級者、椛の従者


HP:4300

SP:1300

ATK:3020

DEF:432

POW:1510

INT:320

SPD:650

VIT:216

LUK:100



レベル1でこれだけ強ければ、椛が出した武器の威力と防具の防御力がどれほど強いのか予測ができんな。恐ろしや~恐ろしや~

では、また次回まで。

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