第8話 異世界ってゲームなんだ・・・

前回のあらすじ

・チンピラ死亡

・ご飯うまい!


本編始まり

椛「もぐもぐもぐ・・・」

??「「「・・・・・・・・・」」」

椛「・・・・おばちゃん!」

食堂のおばちゃん「ん?なんだい?お代わりかい?」

椛「いや、おばちゃんの名前ってそういえば聞いてなかったって・・・」

食堂のおばちゃん「ん?ああ、そんなことか、私の名前は・・・ってステータス見せたほうが早いわね・・・」

椛(?ステータス?・・・ハハハ、まさか、ゲームじゃあるまいに・・・)

食堂のおばちゃんが食堂から出てきて、

食堂のおばちゃんが「ステータス公開」と呟いた


名前:エレハ・インドーレ


年齢:38歳


種族:人族


レベル:89


スキル:料理人、鑑定、ヒール、etc


称号:異世界人の付き人兼料理人、料理マスター、魔王討伐者の1人、etc


HP:298/298

SP392/392

ATK529

DEF350

POW144

INT240

SPD210

VIT300

LUK30



椛「・・・・・・・・」

(おい、どこをどう突っ込めばいいんだ?異世界の付き人?料理人ならわかるけど・・・しかも、魔王討伐者の1人って・・・この人強かったんだ・・・チンピラあんたが倒せよ・・・)

エレハ「ん?どうしたんだい、桃示?」

椛「・・・いや、称号にびっくりしただけだ・・・危うく吹くところだったからな」

エレハ「あははは、まぁ、この称号を見て、びっくりしないやつはいないさ・・・あんたのステータスも見せてもらってもいいかい?」

椛「・・・ちょっと待ってくれ、自分のステータスをまだ見てないんだ・・・」

エレハ「あら・・・つまり、あんたは最近来たばかりの異世界人かい・・・わかったよ、少し待ってるから」

椛「ありがとさん、じゃぁ」

(ステータス)


名前:颯来樹 椛


年齢:18歳


種族:人族(殺人鬼)


レベル:-


スキル:鑑定、偽造、創造魔法、解説者「ハマノン」、etc


称号:異世界人の殺人鬼、全神の加護、スペシャルマスター、不老不死


HP:-/-

SP-/-

ATK-/-

DEF-/-

POW-/-

INT-/-

SPD-/-

VIT-/-

LUK0


椛(・・・・は?何このチート・・・異世界人全員これほどのステータス何?ふざけてんの?全神の加護ってなんだよ。・・・ハマノン)

ハマノン「初めまして、解説者のハマノンです。全神の加護のスキルの1つ、すべてのスキルやステータス、称号などの解説をします。まず、全神の加護とは、この世界と元の世界にいる神の加護です。」

椛(!?しゃべった!びっくりした、ログかと思ってた・・・なぜ、その加護が自分についてるの?)

ハマノン「それは、元の世界での、不幸な事故はとある神が引き起こしたことを謝罪の意を込めて、あげた物だからです。」

椛(・・・つまり、あれは運命ではなく、神が勝手に起こした事件ってことだよな?(#^ω^)ピキピキ)

ハマノン「はい、その通りでございます。会いたいのであれば、数か月後にある、神々の集合会に参加すれば、よいでしょう」

椛(なるほど、よし、その日に殴り込みに行くから、覚えておいて。)

ハマノン「了解しました。それと、ステータスを見られるといろいろと騒ぎが起こりそうなので、以下の通りに偽造しておきますね。」

言い終わるのが早いか、偽造ステータスが記載された


名前:左藤 桃示


年齢:23歳


種族:人族


レベル:10


スキル:ファイア、ヒール、メサイア、etc


称号:異世界人、召喚失敗者

HP:130/130

SP50/50

ATK20

DEF18

POW10

INT15

SPD10

VIT21

LUK10


椛(・・・いいんじゃない?まぁ、これでさっきのチンピラを倒しったって言っても、信じられないと思うけど)

エレハ「桃示、そろそろいいかい?」

椛「ああ、いいぞ、ステータス公開」

エレハさんはこの偽造ステータスを見て、

エレハ「・・・へぇ、もう少し、上かと思ったけど、一般人と同じなのね」

椛「ええ、ちょうど、モンスターを倒してレベル上げようかと思っていたんですよ・・・」

エレハさんは納得した様子で、食堂のカウンターに戻った

エレハ「じゃぁ、何か困ったら、私のところに来なさいね、いつでも飯、食べさせてあげるわ。(*^-^*)」

エレハさんはこっちを見て、にこにこした顔でこちらを見ていた

椛「はい、困ったことあったら、ここに来ますね。(^-^)」

こちらもにこにことした顔で返した

エレハ「あっ!そうだ、ねぇ、桃示」

椛「はい?なんですか?」

エレハさんは、何か紙を持ってこっちに来た

エレハ「あなた、異世界人ならこれに参加したら?」

エレハさんに見せてもらった紙に

椛「・・・なんですか?闘技祭って」

その紙には目指せ!闘技祭優勝!優勝者には召喚紙2枚プレゼント!それに、金貨30枚!と書かれていた

エレハ「それは、10年に一度、このギルドの地下にある闘技場で全世界から来る猛者どもが参加する、いわば祭りのようなものだね」

椛(へぇ・・・楽しそうだな・・・ん?)

椛は注意書きを見て、(おいおい、いいのかよ・・・)

注意※死んでもこちらは一切の責任を担わない、各自の自己責任である。と書いてあった

椛(ははは!いいね、久しぶりに人の血を貪りたかったんだよ・・・)

椛の雰囲気はもう殺る気のようだ

エレハ(・・・完全に殺る気ね、まぁ、この子の実力を知りたいし、これは明後日だから、大丈夫でしょう)

椛「エレハさん、これはいつやるんですか?」

エレハ「・・え?あ、うん、明後日だよ」

椛(明後日か・・・いまの内にスキルの把握、レベ上げをやっておかないとな・・・)

続く

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