第4話 どっちに協力する?
前回のあらすじ
・空に落ちた
・1名正当防衛で殺害
本編始まり
人影たちは唖然としていた・・・突然姿を現した少年が、敵兵(味方兵)を倒したのだから・・・
椛「・・・次、攻撃したら・・・戦争に参加してるやつ全員殺るからな。」
椛の放った言葉に人影たちは今までに感じたことのない恐怖感を覚えた・・・
しかし、椛は内心(やべぇ・・・どうしよう、偶然護身用ナイフ降ったら四肢を切ったなんて言えねぇ・・・ここは周りの空気に合わせて、戦闘は避けよう・・・)こんなことを考えていた
?「ま、まさか・・・偶然倒したに決まってる・・・」
?「そ、そうよね、たまたまナイフを振ったら、切ってたっていうのがオチよね」
?「でも、相手側の少将ってことはかなりの手練れだろ?その手練れがそう簡単にやられるなんておかしくないか?」
?「そ、そうだけど・・・」
周りからはひそひそ話が広がり、ついには
?「あいつは少将を殺したという幻術魔法を使ったから少将はどこかに隠れている!」
?「だな、あいつ1人で少将を倒せるわけもない」
?「くそ・・・あいつ俺らを騙していたのか・・・(#^ω^)ピキピキ」
?「おい!?あいつを最初に倒して敵軍に突っ込むぞ!」
?「「「「おおおおおおぉぉぉぉ!?」」」」
椛「おいおい、まじかよ・・・変に挑発しすぎたか・・・」
椛は焦りを感じたのか、その場から逃げた
?「「「「待てえぇぇぇぇぇぇえええ!?」」」」
椛「逃げるんだよぉぉぉ!」
椛はそう叫びながら、どこか安全な場所に行けますようにと、願っていた・・・
?「俺が一番だぁぁ!」
そう叫びながら、大ぶりの剣を振ろうとしていた人影が後ろにいた
椛「あめぇんだよ!オラァ!」
椛は大ぶりの剣をボートを反転して躱し、短剣で首を狙った・・・しかし
椛「・・・ッ!?」
首に入ってはいたが・・・硬くて、肉すら切れなかった・・・
椛「・・・硬すぎね?あんたの肉・・・」
?「ああ?基礎魔法で筋力強化してんだ、硬くて当たり前だろ・・・
あんた、基礎魔法すらできねぇ、ただの一般人?」
椛「・・・ああ、そうさ。俺は魔力すらない、ただの一般人だ」
?「は・・・?嘘だろ、ならどうやって少将の幻術を作ったんだよ。」
椛「それはあんた等の誤解、俺は魔法を使えない、異世界の人間だからな」
?「・・・は・・はははは・・・( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \!・・・あんたみたいな可笑しいやつにあったのは初めてだあはははっ!」
椛「じゃぁな、俺は忙しいんで、これで御暇させてもらうぜ」
?「ククク・・・行かせるかよ・・・少将を殺したんだ・・・ここであんたを殺して敵国を制圧するんだからよっ!」
人影はまた大剣を椛目掛けて振った・・・
椛「そう何度も当たるかよ・・・っ!?」
椛は目を疑った・・・剣を避けたかと思ったら、視えない何かで切られたような感覚がした・・・
椛「・・・クハッ!?・・・それは剣に魔力を送って、ハァ、剣筋を伸ばしたのか?ハァハァ・・・」
?「ああ、そうだ。・・・よく分かったな、魔力を持たないやつは見えないはずなんだが・・・」
椛「ハッ!魔力は見えなくても、魔法自体は知ってんだ・・・分からねぇはずがねぇよ・・・ハァハァ・・・」
?「・・・なぁ?何でハァハァ?言ってんだよ、傷ならすぐに治ってるんでろ?」
椛「・・・はぁ・・・なんでばれたんだ?傷口は見せてねぇはずだけど?」
?「そりゃぁ、よく見えれば血が止まってるように見えるからだよ・・・」
椛「・・・あんた、名前は?」
?「ああ、俺はシナザキ・ソウナ、女で中将だ」
椛「ぶっ!まじかよ、中将かよ・・・俺は颯来樹椛だ、男で大学に通ってる」
ソウナ「大学?学校か?・・・お前、随分いい人生送ってるんじゃねぇか」
椛「最近な、昔は・・・思い出したくねぇな、ククク・・・」
ソウナ「・・・なぁ、こっち側につかないか?悪いことはしない」
椛「・・・俺はもうそっちの少将を殺したんだぜ?しかも魔力を持たないやつを軍に入れて、上層部は結構反対するぜ?」
ソウナ「まぁ、確かにな、でも今は強いやつをうちは求めてんだよ、魔力を持たないじゃない、少将を倒したんだ、成績的には結構」
椛「・・・はぁ、そっちの治安の状況の説明をば」
続く・・・
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます