シンフォニーのように
ボク達は攻撃を与えあい、避けあっていた。
それにしても、強い。
ミカエル「強いね。だけどね、
ボクの攻撃の重さ、気付いてる?」
悪魔「勿論、気付いているさ。」
ボクは攻撃の数が多い程、攻撃が重くなる。
悪魔も気付いているみたいだね。
だけど、ボクの作戦はもっと考えてある。
地面がヒント。普通は見えないだろうが、上から見ると、
魔法円が描いてある。
アイツも気付いてないな。
書き終わった!
ミカエル「
我、天の大天使、悪を打ち抜いた英雄
お前達を今召喚する
出でよ、翔天の双子
ハルート、マルート!
」
と唱えたら、光がボク達を包んでく。
ハルート「ミカエル様」
マルート「どんなご用件で?」
悪魔「ハルートとマルート!?」
驚いてる、驚いてる。
余裕がなくなって来る。
悪魔「
我、天界の裏切り者、魔界に愛されし者
我、其方の力を求めし者
汝、今ここに召喚する
出でよ 神々の森林を燃やし者
アバルドン!!
」
さっきとは違い、大きな影が集まってきて、人間の形になってきた。
アバルドン「黒梅、どうしたんだ?」
アイツは黒梅か。
何かが引っ掛かって来る。
黒梅「ハルートとマルートを倒すだけ。」
アバルドン「ハルートとマルート!?地獄の番人のか!?あいつ等のせいで仕事は我に任せっきりじゃ!」
黒梅「何があったかは興味ないんだけど。」
マルート「あ。」
ハルート「アバルドン」
ハルート「仕事」
マルート「お疲れ。」
アバルドン「お主らのせいで疲れが3倍だ!」
ハルート「これでバカにする」
マルート「立場が逆。」
アバルドン「何を!!」
ミカエル「っていうか、」
黒梅「戦えよ。」
初めて悪魔と同意見になった。
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