第2話

ーエピローグー


..【鉄粉のなかに入り込ませる】方法───

私はただ,【飛び込む努力をしろ】と言って来ただっけ。

『..どこに飛び込むかは【内緒】。』

…でも『あの男』は『そこに飛び込んだ』

(…あの男には『私』が鉄粉に見えるように仕込んだ。)…


…だれもなにも言っていない。…暗黙の様に,約束事のようにある流れを利用してみせただけ。


…『どの男もそうだった』。


…『私が飛び込めと言ったら飛び込む』。


その先に幸福があると信じてる。───


…体に教え込む。心に内蔵に染み漬ける。…相手の感情なんかかんけいない。どこまでやれるかが大切。

…人は機械だ。

覚え込ませると覚え込ませただけの効果がある。

…覚えない人間には恐怖と政治力を持って一生辿り着けない次元に引きずり落とす。…相手の意思など関係ない。…私が望めばそうする。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る