Middle1 初めての戦闘
GM:では、早速だけど戦闘を始めようか。
アカネ:アリアンロッドの戦闘初めてなんですけれど。
GM:大丈夫、ゆっくりとやっていくから。わからなかったら聞いてよ。
アカネ:はーい。
GM:さて、最初の戦闘だ。敵はウッドゴーレム1体だ。
ディアス:1体?数もっといるだろ。
GM:後ろに控えさせてる。
レリウス:なるほど、チュートリアルですか。
GM:そそ。さて、まずは行動順を見ていこうか。
アカネ 8
アリッサ 7
ウッドゴーレム 7
ディアス 5
レリウス 3
GM:これだと、アカネが一番早く行動できるね。次にラウンドの準備である「セットアッププロセス」だ。タイミングがセットアップのスキルを使うことができるよ。ちなみに、こちらは行動がないな。
ディアス:今のところ持っているのはディアスだけだからな。ウッドゴーレムにプロボックを使うぜ。筋力判定だ。
筋力:2D+6=16
GM:プロボックは対象にされた方は精神で対抗なんだよね。
精神:2D=5
GM:こちらの数値が負けているから、バステの逆上をうけるね。
アリッサ:逆上?
GM:逆上を付与してきた対象以外を対象とするときにメジャーの判定を-2Dするんだよね。
アカネ:めんどくさいですね。
GM:うむ。それじゃあ。イニシアチブを経てアカネの行動だ。
ムーブで移動。
マイナーでアクションの準備。
メジャーでアクションの内容と考えてもらっていいよ。
アカネ:ふむふむ、それじゃあまずはみなさんから少し離れてゴーレムを射程範囲に収めたいです。
GM:ムーブで移動だね。
アカネ:で、マイナーは無しで、メジャーでバッシュ。ウッドゴーレムを撃ち抜きます。
GM:それでは命中判定だ。
アカネ:はーい。
命中:2D+5=14
回避:2D+3=10
GM:命中判定が、回避判定を上回ったから攻撃が命中したね。次はダメージを出してみよう。
アカネ:基本が2D+7でバッシュを入れて4D+7ですか?
GM:そうそう。じゃ、ダメージを出してみようか。
ダメージ:4D+7=23
アカネ:「これでどうですかっ!!」狙いをつけて引き金を引きます!!
GM:おぉ、結構ダメージ出たね。だけど、まだウッドゴーレムはたってるよ。
1 47→32
アカネ:「た、倒れない!?」
レリウス:「いえ、中々いい当たりですよ。」
GM:次はアリッサの出番だ。
アリッサ:私は動かないです。メジャーでサモン・フェンリルを使って攻撃します。
魔術:3D+5=17
回避:2D+3=7
GM:ダメージをどうぞ!!
ダメージ:4D=9
アリッサ:「これでどうだっ!!」
GM:狼の咆哮を受けて、ウッドゴーレムは怯むね。
GM:次はウッドゴーレムの行動だ。ムーブでアリッサたちとエンゲージするよ。マイナーを使って威圧を解除、そしてメジャーアクションの連続攻撃対象は両方共ディアス。
ディアス:よっしゃかかってこい。
命中:3D+4=16
回避:2D+2=7
ディアス:ですよねー。
ダメージ:2D+19=26
ディアス:プロテクションを使うっ。
プロテクション:2D=4
ディアス(HP):35→22
ディアス:おぉう、結構持ってかれたなぁ。
GM:次、2発目
命中:3D+4=8
回避:2D+2=12
GM:出目が腐りやがった・・・。
ディアス:ざまぁwwwwwっと、次は俺か。自分にヒールを使うぜ。
魔術:2D+4=12
回復量:3D+3=13
ディアス:全っ快!!
GM:うわぁ・・・。
レリウス:私はムーブとマイナーを使ってエンゲージから離脱します。メジャーでピースティング、そしてインベナムを宣言、いきますよ。
命中:4D+4=26(クリティカル)
回避:2D+3=10
GM:おぉ、6が二つあるからクリティカルだ。
アカネ:クリティカル?
GM:判定で6が二つ以上出るとクリティカルが発生するんだ。相手が同じくクリティカルを出さない限り確定で成功になるんだ。
レリウス:そして、ダメージロールのダイス数も追加ですよ。
ダメージ:4D+7=24(毒2)
ウッド 23→7
GM:・・・あっ。
アカネ:どうしました?
GM:クソッ・・・狙ってやがったな。
レリウス:さて、なんのことでしょうか?
ディアス:おい、まさか・・・。
GM:毒で崩れ去ります。
ディアス:あぁ・・・やっぱり。
アリッサ:どういうことですか?
ディアス:バッドステータスの毒って強度×5のダメージを食らうんだよ。で、レリウスの持っているインベナムはLv1。これなら本来毒(1)が付くんだけど。
レリウス:アルケミストのスキル「トキシコロジー」のおかげで毒の強度が+1されるんだよ。これによって毒(2)になるわけだから毎ターン10ずつダメージを受けていくわけだね。で、インベナムを最大まで上げると毎ターン20ダメを持っていくわけさ。
アカネ:えげつない・・・
GM:じゃあ「そこまでっ!!」と先生が声をかけるよ。すると、残ったウッドゴーレムも糸が切れたように動かなくなる。
ディアス:「なんだ?」盾を構えたまま先生に目を向けます。
GM:「ふむ、ちゃんと召喚獣とのコンビネーションも取れているようですね。消えずに使役できていることから魔力も安定しているようだ。今回の試験は合格としましょう。」
アリッサ:「あ、ありがとうございます。」
アカネ:「お、おわったぁ。」と、不抜けた声を出しながらその場に座ります。あ、銃はどうなるんですか?
GM:どうする?そのまま出したままでもいいけど。
アカネ:だったら、消えたって事で。
GM:あいよ。
GM:「アリッサさん。よく頑張りましたね。良き仲間にも恵まれたようです。今後も慢心せずに精進するのですよ。」そう言い、アリッサに一枚の紙を渡してくるよ。
アリッサ:なんですか?
GM:合格証だね、これを学生課に提出することで成績が上がるよ。
アリッサ:成績。
GM:あぁ、違う。ランクだ。ランクにしよう。生徒はランクによって決められていてもちろんギルドも組める。で、だ、君たちのランクはFランクだ。
レリウス:あ~、それは何段階評価ででしょうか?
GM:Gから始まってA、Sとなっていくね。もちろんランクが上がれば上がるほど重要な案件が依頼されるし購買部の内容もどんどん豪華になる。
ディアス:ランクが上がるにはどうしたらいいんだ?
GM:依頼をこなしたり、時々行われる試験をクリア。かな、状況による場合もあるけど。
アリッサ:ふーん。じゃあこれでいいわけね。
GM:何もなければ一旦シーン切るけどいいかな?
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