世にも奇妙な同時対戦システム

そうそう、わたしに将棋オセロをする相手がいるかってことですよね?



大丈夫。

友達、います。

ちゃんといます。

わたしには友達がいます。

何度でも言います。

友達、います。



将棋オセロっていうなぞな遊びに付き合ってくれるくらいの仲ですからね。

ずっ友以上、心の友未満の友達。

そういっても過言ではないでしょう。



少なくともわたしはそう思っているのだけれど、

相手はわたしのことを友達とおもっているのかは知りません。



日本人だからかもしれないんですけれど、

ことばが使い古されすぎていて、価値がなくなってしまうってことないですか?

好きとか、愛している、とか。

軽々しく使うんじゃねーっておもっちゃったりします。

友達、というワードもそんなかんじ。



「私たち、ずっ友だよ!」だって?

笑わせんな。

永遠なんてこの世にはないんだよ!

絆なんて、積み上げるのは大変だけれど、崩れるのは一瞬なんだよ!


なんて、とてもじゃないけれど口に出したりできません。

誰?

こんなひどいこというひと。

絶対、友達少ないでしょ。




でも一方で、心の友っていうと、すんごい友達ってかんじがする。

号泣しながらたけしくんがいうやつきいてると、ほんとそう。

劇場版なんてイケメンすぎるでしょ、たけしくん。

目から心の汗がでちゃう。



ということで、

わたしには将棋オセロ日記あってくれる想像上の友達、

イマジナリーフレンド通称IFがたくさんいるんですよ。


ずっ友以上、心の友未満。

わたしの脳内にずっといて、絶対にわたしを裏切らない友達。

それがIF。



わたし、友達多いよ。

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