門番と
時間はあっという間に過ぎていった。話してた間、教会に着いた事をようやく分かった。
渚「じゃあ、入りましょうか。」
ギイイイイ
という音を零しながら、開けていった。
そしたら、愛美様がこっちを見ていた。
愛美「黒梅お帰り。渚も二日ぶりだな。」
渚「只今戻りました。」
黒梅「ただいま。知り合い?」
愛美「嗚呼、たまに来てくれるんだ。」
渚「ほんのたまにですがね。」
ふーん、知り合いだったとは思わなかった。
そう考えていたら、実が戻ってきた。
実「黒梅、これが使い魔の書、だいぶ古いから大事に使って.........ね?」
ん?実が俺に本を渡している時に、渚を見た瞬間、動きが止まった。
何で?
そう思っていたら。
渚「あら?ダメダメシスターさんじゃないですか?元気ですか?嗚呼、すみません。人間の言葉は通じないんでしたね。」
実「大丈夫、まだ人間の言葉は理解できるよ、因みに勉強も。どっかの誰かさんじゃないから。」
渚「勉強が出来なくたって、実戦が大事なんですよ、分かります?」
実「無計画で行くと、無傷で済むことも怪我をするよ。俺はどっかの誰かさんみたいに頭使ってない訳じゃないな。」
ガミガミガミガミ
黒梅「愛美様、何なの?この二人?」
愛美「嗚呼、良く分からないが、気が合わないんだ。」
黒梅「仲良さそうなイメージしていたんだけどな。」
本当に見た目で判断しちゃだめだな。
愛美「あ、そうだ、今日からこの教会の門番宜しく頼む。」
ん?
黒梅「そんなん結界でいいんじゃないの?」
愛美「いや、最近は上級悪魔も来るようになったから、お前がいれば追い払えるかと。」
黒梅「面倒だからパス。」
と言いながら、翼を羽ばたかせて、どっかに行った。
???「運命に従え。」
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