エレ:「ルシファーってすごいんだね。

エゴに対するイメージがすごく変わったよ。

なんかピグの話を聞いていると、この世界の見方が変わるよね！

でも、なんか、神様の自己満足の為に、みんなが頑張っているって感じだね。

ジャイアンのリサイタルの為に、ドラえもんやのび太たちが頑張って盛り上げているような感じかな？」

ピグ:「その神様が、あなたなんですが…

自分に対する皮肉という高度な技まで身につけられたのですね！

さすが神様ですね！」

ぐるんぐるん…

エレ:「自分に対する皮肉って感じで言ったわけじゃないんだけどなぁ…

どうも、神様って呼ばれても、何言ってんの？って感じなんだけど。」

ぐるんぐるん…

エレ:「ピグ！ぐるんぐるんは、もういいから…！

ところで、ジラは？

ピグの話だと、ピグをこの世界に案内するはずだったんでしょ？」

ピグ:「そうなんです。

本来、この世界の入り口で待ち合わせということだったんですが、

約束の時間になっても来ないんで、それで飛び込んだんですよ。

扉が閉じる時間ギリギリまで待ってたんですが…

エレ？ジラと会ってたんですよね？

何か思い当たるようなことは無かったですか？」

エレ:「う～ん…

　そう言われると、最後は、急にいなくなったし、最後の方の話の展開も結構急展開で進んだような…

やっぱり、急いでいたのかな？

よくわかんないや。

ジラのことだから、何か理由があるんだろうね？

それよりも…聞きたいことがあったんだ。」

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