普段あまり泣かない私だが、不覚にも涙してしまった。特に中盤の生き別れた曾祖母と玄孫が再会するシーンは今世紀最大の感動シーンのように思えた。
これはまさに現代の殺戮マシーンとも言えるだろう。

　子供のころ、『カラスの死体はなぜ見つからないのか？』というタイトルの本があって独自の解釈がなされていましたが、この作品も大胆な解釈がなされています。
　どんなかは、読んでのお楽しみ。