第2話

俺と佐倉さんは、猛ダッシュで校門を抜けた。入学式早々遅刻ギリギリで学年主任の先生が仁王立ちで俺たちを待っていた。

「おはようございます…」

と佐倉さんは小さな声で先生に挨拶をした。先生はクラス表と新入生と書かれた名札を俺らに渡して

「急いでクラスの列に並びなさい。」

と顎で場所を示した。俺と佐倉さんは

「ありがとうございます。」

と少し頭を下げた。そして俺は特Sクラスの方へ、佐倉さんは特Aクラスの方へ歩いて行き、

「また後で…」

と小さな声で言って会釈をした。

そして入学式が始まった。ん?なんか変じゃないか?俺以外全員女子じゃねーか?俺はそう思いながら横を見た。

(おっ)

俺の目にとまったのは人一倍おっぱいの大きい女子だった。彼女も佐倉さんに負けないくらい可愛くてそして何よりおっぱいがでかい。俺はついつい彼女を見てしまう。これが一目惚れなのかなぁ?なんて考えていたら生徒個名が始まってしまった。おっとこのクラスに男子がいるかを確かめなきゃならんなぁ〜と思いながらまた彼女を見ていた。

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