第3話 主人公成長

地下のある遊び場に到着する。



お店の中に入る3人。





ドン ドン ドン 重低音が響き渡る


レーシングゲーム機がたくさん置いてある。



ノリが良くて、人がたくさん集まっている。



シークレット『あれ?ここてこんな場所だったけ?』


ティラプリン『知らなかったの?前からこんな感じじゃなかった?』


主人公『車走らせるの面白いね。こんなにノリノリ公道で走るのありえないね♪』


シークレット『そう?こんな音楽かかって、ドライブできたら私としては素敵!とかいいたくなるかなー。』


ティラプリン『結構遊びの割りに本気だな。』周囲を見渡す。



主人公『ちょっとしてみるから、100円入れるね。見てて!カッコイイとこ見せるから』


シークレット『なんか思ってたところと違うのよね。でも以外と見てる分にはおもしろそうね。』






1 2 3 GO!



レーシングゲームに集中する主人公。


主人公『俺の名は、佐田透さだとおる。この勝負は必ず勝つ!』


ざわめく お店。


『まじかよ、言っちゃてるぜ。ここまで本気のやつはなかなかいない。』


『だが、あえて俺も言おう。ナイスだ!それでこそ。スピード狂だ!』



ティラプリン『すげえな。なかなかできたことじゃないぜ。このコーナリング。正にバナナシュートみたいだ。』


シークレット『以外と盛り上がるのね。私は、今日はやめとくわ。また今度来た時は・・・』


GOAL


GAME CLEAR


and


GAME OVER


佐田透『あぁ、今日はいい日だなぁ。ちょっと盛り上がり過ぎたかもしれない帰ろう。』


ティラプリン『そうだな、ちょっと雰囲気渋谷的過ぎるわ。』


シークレット『そうね、さっきから写真撮ろうとする人が気になるのよね。でましょう。』


佐田透『でよう。』



店からでる3人。


地下から階段を上がる。


佐田透『渋谷も変わったんだな。何か外も雰囲気変わったように思える。』


ティラプリン『そうか、雰囲気?ちょっと人が少なくなったように思えるな。まだ日中なのに。』


渋谷の広告を指差すシークレット。


シークレット『あれ何かしら?渋谷停止てどういう意味?』


外にいる人もざわめく『超大きいわね。さっきまであんなのなかったぜ。』


佐田透『分析するんだ。車が一台も走っていない。』







大きな大きな 


という文字


渋谷のスクランブル交差点から見える。



道路は今までどおりある。


でも、車は一台も走っていない。



ティラプリン『どうなってるんだ?おれたち、もう帰ろうとしているところだぜ。』


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