第二十八話「亡者の盟主~オービタルクリーガー・コバルトグリーンvsファントム~」
side:レヴリオ
『オービタルクリーガー、コバルトグリーン、リベリオカスタム改、敵機神との戦闘に入ります!』
『くれぐれも気をつけてくれ! ……死ぬなよ!』
『わかりました! ……そっちこそ!』
レンスケ、罪希と別行動の俺たちは、マントを羽織った紫の機体に行く手を阻まれていた。その後ろには、両腕をだらんと下げたリクリエイトの機体の数々。嫌な雰囲気をビシビシと感じるね。むしろ不気味って言った方がそれっぽいか。こりゃ、貧乏くじを引いちまったかな……?
『なんだか、不気味ですね』
『不気味っていうよりも、なんか様子がおかしくねぇか?』
アルタとザードのおやっさんも俺と似たような感想を持っているようだ。
突然、通信を告げるアラームが鳴る。なんだ、通信? 一体どこから……。
「
発信源は正面の紫の機体。いや、おそらくアイツが機神なんだろう。そんなやつが、わざわざ戦場のど真ん中で通信?
……出て、みるか。
『フヒヒ、やあ、ようやく出てくれたね。俺はハヤト・リュウザキ。この機神……
「俺は」
『ああ、いいよ、名乗らなくて。女の子以外の名前は覚えたくないんだ』
鼻で笑ったように言うハヤト。こいつ、一体何なんだ!? 女の名前以外覚えたくないって、おかしなやつだな……!
『さて、こっち側には、可愛い女の子は、いないみたいだなぁ。残念。はずれくじ、引かされちゃったか』
『こいつ、言わせておけば!』
『んー? おやおや、あの艦からは、女の子の、気配が』
俺はとっさに、あいつが見た方向を振り向く。っ、アズールアーク……つまり、ラーミナのことか!
『しかも、特上の気配ときた。フヒヒ、こいつは、ついてるなぁ』
「――行かせるわけ、ねぇだろ」
俺はコバルトグリーンの右肩に装備されている狙撃銃を展開し、正面の機神に照準を定める。狙撃体制に入ったことで、シートの裏側から狙撃用のターゲットスコープが下りてきた。俺はそれを右目で覗く。
『フヒヒ、まったくもう、せっかちな男だ……そう、心配しなくても、すぐに相手を、してあげるよ』
スコープの向こうの機神、ファントムが動きを見せる。どうやら、右手を空に掲げたようだ。あいつ、何をする気だ?
『さあ、狩りの、時間だ。全員、突撃……!』
ファントムが、空へと掲げた手を下ろす。その瞬間――
『ッ、ビームが来ます!』
先ほどまでグッタリとしていたリクリエイトの機体たちが、一斉に手に持ったハンドライフルを放って来た! しかも狙いは俺たちじゃなくアズールアーク。くそ、いきなりどうしたってんだ!
『アル坊は盾で正面のビームを受け止めてくれ! 俺たちはそれぞれの重火器で撃ち落とすぞ! お前ら、あれを絶対にアズールアークに当てさせんじゃねぇぞ!』
『了解!』
ザードのおやっさんの指揮の元、俺たちは行動を始める。
俺はコバルトグリーンをアルタの後ろに降ろし、照準をファントムの後ろにいるリクリエイトの機体たちへと合わせた。俺の狙撃をみせてやるぜ!
トリガーを引き、狙撃銃からビームを放つ。そのすぐ後に照準を変更、トリガーを引く。そして照準を変え、さらにトリガーを引く。
狙撃銃から放たれたビームは俺の狙い通り、敵機のライフルを撃ち抜いた。そのまま爆散する敵機のライフル。まだまだ、撃ち抜く!
『……へぇ、なかなか、やるんだね。ちょっと、びっくりだよ。なら、これは、どうかな? フヒヒ』
ファントムが腕を振ると、ライフルでビームを撃っていたリクリエイトの機体たちが、突然一斉にライフルを投げ捨て始めた。そのまま腰に携帯してあるブレードを抜き放ち、一直線に向かってくる。ブレードが装備されていない機体は、そのままライフルを撃ち続けていた。
『レヴリオはそのまま向かってくるやつの腕を落とせ! アル坊は地上からやってくる敵機を斬り伏せろ! 俺とブラウェイバーの三人は上空で敵機を引きつける。残りの奴らはありったけの弾丸をぶち込めッ!』
『了解!』『了解です!』
「しょうがねぇ、やるしかねぇか!」
スコープを覗き、上空の敵機に照準を合わせる。一直線の軌道でアズールアークに向かっているようだ。俺たちも、舐められたもんだぜ……!
「
照準を合わせる、トリガーを引く、照準を合わせる、トリガーを引く。
何度も何度も、その作業を繰り返す。ある機体はブレードごと手を、ある機体は腕を、撃ち抜いていく。それなのに……!
「なんで、少しも止まりやがらねぇ⁉︎ 普通、怯んだり体制を整えたりするだろうが!」
腕を撃ち抜いても、腰を撃ち砕いても、頭を吹き飛ばしても、敵機は怯むことなく迫ってくる。なにか、なにかがおかしい!
「ザードのおやっさん! こいつらまともじゃねぇぞ!」
『わかってるっつーの! コックピットを貫いても、向かってくるなんざ、正気の沙汰じゃねぇ! こりゃ一体全体どうなってやかんだ!』
『コックピット……⁉︎ なんでそれで向かって来れるんですか⁉︎ これじゃ、まるで化け物かゾンビじゃないですか!』
コックピットを貫かれても動く機体? それって、まさか!
「こいつら全機、無人機だっていうのかよ!」
『無人機だと⁉︎ この数を? そんなことが可能なのか!』
「どっかにそれを操作してる親機がいれば……!」
『親機? 親機って……』
「あ」
『あ?』
……そうか。ずっとなにもして来ねぇと不思議に思ってたが、なにもしてないわけじゃなかったのか。あいつは、既に行動済みだったわけだ!
「おそらく、あの無人機を操ってるのはファントムだ! むしろ、それ以外考えられない!」
『……おお、確かにそうだな』
『むしろ、僕たちどうして今まで気付かなかったんでしょう……』
『細けぇことはなしだ! レヴリオ、頼む!』
「言われなくてもッ!」
俺は既に照準をファントムへ向けていた。トリガーを引き、ビームを放つ。狙うは、コックピットだ!
『……フヒヒ、ようやく、こっちに来たか。待ちくたびれたよ。でも、ね』
ビームの軌道を塞ぐ一機の敵機。ビームは難なくその機体のコックピットを貫くが……。
「チッ、軌道をずらされたか……、ッ⁉︎」
コックピットを貫かれた機体は、真っ直ぐに俺の方へと向かってくる。腰からブレードを抜剣し、その切っ先がこちらへと向けられる。
「クソッ!」
ブレードを持つ右腕を撃ち抜く。その場で爆散する右腕。しかし、その機体の勢いは止まることを知らない。先ほどよりも加速がかかっているみたいだ。
「……声?」
ノイズ混じりの声が、コックピットにこだまする。俺はビームを撃ちつつ発信源を特定していく。
「目の前の、機体から?」
ノイズが徐々に消えていき、その声が聞き取りやすくなる。
『……て……よ……い……え……』
「ん……?」
『いてえよ……いてえよ……』
「おいおい、この声……あの機体のコックピットから⁉︎ でもなんで、あの機体は、無人機のはずじゃ……」
『た……て…たす、けて……』
「ファントム……あの機神の能力、まさか……!」
人が乗っていても、その機体を意のままに操れるっていうのか、あいつは! だとしたら、とんでもなぇ機神だぞ、あれは!
ぐしゃぐしゃになったコックピットから聞こえる声。おそらく、そう長くは持たないのだろう。なら、せめて!
「俺が、撃つ」
トリガーを引き、コックピットの中心をビームで撃ち抜く。そのまま爆発に呑み込まれていく敵機。
……畜生、胸糞悪い狙撃させやがって……!
俺はザードのおやっさんに回線を開く。
「ザードのおやっさん! ファントムの能力だ! なにかしらの条件で、相手の機体のコントロールを奪えるらしい! あの機体全てに人が乗ってる!」
『……んだとぉ⁉︎』
「あいつを狙っても、他の機体に邪魔される。近付こうにも、他の機体に邪魔される。こりゃ、結構ヤバイぜ」
『その話を聞く限り、俺たちの機体のコントロールを奪われる可能性もあるんじゃないか?』
「だから困ってるんだ。どうやって操るのかさえ分かれば、対策のしようもあるんだけどよ……」
こっちの機神、オービタルクリーガーは重装甲だが、脚部のホバーにより地上での機動性はリベリオに匹敵するものがある。武装は機体の大きさほどある盾と、片刃の長剣が二本。どうやっても、ファントムのあの特殊な能力を打ち消せるものはない。
ザードのおやっさんのリベリオカスタム改だって、飛べるようになったただのリベリオだ。そりゃ、ちょっとはマシになってるだろうけど、特殊な電波を発したりはできないし……。
……待てよ、特殊な電波?
そうだ。ファントムはどうやってあの機体たちを操ってるんだ?
もしだ。もし、ファントムから特殊な電波が発せられて、その電波で操られているとすれば、遠隔で他の機体を操れることになる。問題は、その電波で俺たちの機体が操られないか。でも現実では、操られていない。事前になんらかの細工をした機体しか操れないとしたら、俺たちの機体が操られていないことに説明がつく。
そうなると、話が変わってくる。可能性はかなり低い。それでも……!
「ザードのおやっさん、もしかしたらこの状況を打開できるかもしれない。でも……」
『わかった。俺たちはなにをすればいい?』
考える間もなく、ザードのおやっさんは即答した。
「ちょ、ちょっと待ってくれ! 可能性は限りなく低い! 1%あるかないかだ! それでも――」
『可能性が0じゃないなら、それは100%と同じだ』
「だけどよ!」
『レヴリオさん。僕たちには、現状をどうにかすることはできない。なら、僕たちはレヴリオさんの作戦に乗ります。僕たちの、命を預けます。それしか、この現状を打開する手はないんですから。でも、心配はしてません。だって、コバルトグリーンは外さないんでしょう?』
……ったく。そんなこと言われたらやるしかねぇじゃねか!
「あーもう! ザードのおやっさんたちは、なるべく俺から敵機を引き剥がしてくれ。作業に集中できるようにな!」
『わかった!』『了解です!』
リベリオカスタム改とオービタルクリーガーは、それぞれ敵機へと向かっていく。さて、俺の方もなんとかしなきゃな。
このコバルトグリーンには、狙撃の他にもう1つ役割がある。それは、ジャミング。いわゆる、電波妨害ってやつだ。出力を最大にすれば、半径1キロメートルくらいのフィールドを発生させ、電波や通信を妨害出来る。が、これはファントムが電波などで機体を操ってることが前提になる。これで間違ってたら、俺はただの道化だね。
俺は操縦桿の横からキーボードを取り出すと、カタカタと叩いていく。余計な機能をカットして、ジャミングを最大出力で放てるようにしなきゃいけない。
〈safety unlock〉
コバルトグリーンの左肩の装甲が開き、そこから数本のアンテナが伸びていく。さらに頭部の左側の装甲が開き、二本のケーブルが伸びる。伸びたケーブルはそのまま左肩に接続された。
「さあ、人生初の大仕事だぜ、コバルトグリーン! いっちょお前の力を、あのいけすかねぇ機神に見せてやりな!」
コックピットの右上部にあるスイッチを1つ1つ入れていく。
〈ready?〉
モニターに表示される文字。ああ、準備はとっくに出来てる! あとは実行にするだけだ!
「みんな、コバルトグリーンがフィールドを張る間、通信とかは出来なくなるから気をつけろよ!」
『んなもんわかってるっつーんだよ! それよりさっさとやってくれ! こっちはもう持ちそうにないぞ!』
見れば、みんなは圧倒的な敵の物量に押されつつあった。
「へいへいっと! んじゃ、さっさとやりますか。いくぜ! ――
俺は操縦桿についているスイッチを押し込む。すると、左肩から伸びるアンテナが輝きだした!
「ビンゴ、かな?」
アンテナが輝きだした途端、周囲の敵機の動きが変化した。先ほどまでは執拗に俺たちを追っていた機体が、次々にその機能を停止させていく。
見れば、ファントムは周囲をキョロキョロと見回しているようだった。へっ、残念だけど、もうそいつらはお前の思い通りには動かないぜ!
「こっからは、俺の時間だ!」
俺は狙撃銃を構え、スコープにファントムを捉える。あいつが慌てている今が、絶好のチャンスだ!
「ターゲットマーカー、セット。サークルを中央に固定。ビーム出力、砲身が耐えられる最高出力に設定。……よぉく狙えよ!」
スコープの向こうで、キョロキョロとしていたファントムの動きが止まる。
――今だ!
「ジャスト・ワン・チャンス! 見逃すかよ!」
トリガーを引く。狙撃銃から放たれた極太のビームが、ファントムに向かって一直線に伸びていった。
「ぐぅ……ッ⁉︎」
反動で、コックピットが揺れる。地面を踏みしめた足が、地面を削りながら後方へと下がっていく。こりゃ、砲身がぶっ壊れてもおかしくないな……!
伸びていくビームが、ファントムの下半身を捉える! その瞬間と同時に狙撃銃の砲身が爆発した。流石に耐えられなかったか!
爆発でジャミングフィールドに負荷がかかったのか、フィールドも同時に消滅する。
『――くそ、なんなんだ! いきなり、足が! 腰が! なにが起こった!?』
真っ先に聞こえてきたのは、ハヤトの焦る声。ろくに周りの状況も見れていないようだった。これなら、いける!
「あとは、任せた!」
『――任されました!』
オービタルクリーガーが盾を投げ捨て、片刃の剣を地面に突き刺した。
『
アルタの声に合わせて全身の装甲が吹き飛んでいくオービタルクリーガー。吹き飛んだ装甲は、周囲の敵機をも吹き飛ばした。なかなか爽快なことをするねぇ!
装甲を外したオービタルクリーガーは、地面に突き刺した剣を握る。
両手に持ったそれぞれの剣を一つに合わせ、一本の
『この姿ならば、空だって!』
全身のスラスターを噴出させる。空に浮き上がったオービタルクリーガーは、一直線にファントムへ向かっていく。軽くなったから空も飛べるのか!
『展開、デュランダル!』
構えられた
瞬く間に実大剣からビームブレイドに変化した
『やめろ、やめろやめろ! くるなぁッ! くそっ、なんで、言う通りに、動かないんだ! 俺を守れよ、クソ!』
『――
一閃。オービタルクリーガーの一撃が、ファントムのコックピットを捉える。
『……男に、殺、されるのか、俺は。せめて、可愛い美少女に、殺されたかっ――』
爆発に呑み込まれていくファントムとハヤト。最期までそんな感じなのかよ、お前は……。
『やりましたね!』
上空から降りてくるオービタルクリーガー。まさに、勝者の凱旋だな。
俺はオービタルクリーガーの近くにコバルトグリーンを寄せる。
「アルタ、お疲れ様!」
『レヴリオさんこそ、お疲れ様です!』
お互いにハイタッチを交わす。
『おいおい、俺も混ぜてくれよ』
そう言いながら空から降りてくる、ザードのおやっさんのリベリオ。俺とアルタはクスクスと笑った。
「しっかし、とんでもねぇ機神だったな……」
『ええ、事前に細工をされていたらどうなっていたか』
『周りのやつも、こっちに攻撃する意思はないみたいだしな』
ファントムに操られていた機体たち全ては武器を捨て、両手を上げている。攻撃する意思がないなら、こっちから手を出す理由もない。
『レヴリオさん、アルタくん、ザードさん、無事ですか!?』
急に割り込まれる通信。この声は……ラグナか? とても慌ててるみたいだけど
「どうしたんだよ、そんなに慌てて」
『ああ良かった、みなさんは無事だったんですね!』
『みなさんは、ってことは……レンスケさんや罪希さんに何かあったんですか⁉︎』
『詳しくはわからないんですか、お二人の戦場に
『反応がねぇって……生きてるのか、罪希は⁉︎』
『生きているかどうかもわからないんです。
『そんな……』
みんな、一様に黙ってしまう。俺だって、罪希がやられたなんて信じたくないけど……それを確かめる手段は、今の俺たちにはない。
「とりあえず俺たちは、一回艦に戻って補給を――」
『ッ、みなさん気をつけてください! この反応、
「なんだと⁉︎」
俺の声を遮るようにして告げられたその言葉。
俺は備え付けのレーダーを覗く。俺たちがいるこの場所に向かってくる点が1つ。それも、とてつもないスピードだ。
……俺のコバルトグリーンはほぼ半壊状態。オービタルクリーガーとリベリオカスタム改はほぼ無傷状態とはいえ、消費しちまったエネルギーの問題がある。補給をする間もない。今ここで
『こりゃ、マズイな。敵さんは、機神を犠牲にしても俺たちを叩きたいらしい』
「無駄話はその辺に! ――来るぞ!」
遠くの空に見えてきたのは、ものすごいスピードでこちらに向かって来る機体。その機体は徐々に大きさを増していく。
『――ガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!』
世界を震わせるほどの雄叫び。この、肌が騒ついて仕方ない感覚。忘れるわけがない。なにせ、今回が3回目だからな。
俺たちの目の前に現れた
「今までの傾向から、あいつらは機神を主にターゲットにしてくる。つまり、一番狙われやすいのはアルタってことだ」
『時間稼ぎはできそうですけど、僕一人であいつを倒すのは無理ですからね!』
『わかってる。だからアルタには時間稼ぎに専念してもらいたい。あとは、俺がやる」
『俺がやるって、なんか案でもあるのか?』
「案ってほどじゃないさ。ラグナ! アレの用意はできてるか!」
『メカニック班からは、もう少し待ってほしいと!』
「待ってられる状況じゃないんだけどな!」
『……とにかく、今造ってるなにかがあれば、あいつを倒せるんですか?』
「確実、とは言えないけどな。ただ、倒せる可能性が上がる」
『わかりました。なら、もっと作業を早くしてくださいって、伝えてください。
――いくよ、オービタルクリーガー!』
スラスターを噴出させ、
『ガァァァァァァァァァァァァァッ!』
咆哮。両腕を開き、一直線にオービタルクリーガーへ向かっていく
『分離、デュランダル!』
オービタルクリーガーが持っていた
オービタルクリーガーはそれぞれの剣を、
『はァァァァァァァァァァッ!』
『ガァァァァァァァァァァッ!』
振り下ろされ、ぶつかり合う剣と爪。一瞬も気の抜けない攻防が始まった。今の俺には、その戦いを見ていることしかできない。
……無事でいてくれよ、レンスケ、罪希。勝手に倒されたら、許さねぇからな……!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます