仲間になったマリンと共に食料を調達し、更にはマリンも丸腰で付き添わせる訳にも行かないので武器をひとつ選ばせた。

「弓？遠距離の武器でいいの？」

「はい。出来れば敵に近付きたくないので」

「命中率とかは…」

「ご安心下さい。私、こう見えて弓道で全国大会に出場した経験もありますので」

「それは心強い。それじゃあ町を出るけどいいね？」

「はい！」

こうしてブルクスを後にした。

それにしても、お金を稼がないと今後食料を買うお金が無くなる。

武器を買うというまさかの出費で手持ちが底を尽きそうになっていた。

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