スキル
え、、、?ナニコレ?
「貴方のスキルは 《言ったことが魔法で現実になる》思念唱呪です。」
え?ファイアって言ったら手から火が出るみたいな?そんな感じ?てかスキルって何?ゲームのスキルみたいな?え?これホントなら超強くね?
「貴方達の掌に書いてあるスキルは、これから自由に使っていただいて構いません。もちろんそのスキルは使えますし、同じスキルはこの世に1つもありません。そのスキルが、貴方のサバイバル生活の助けとなるでしょう。」
サバイバル。ゲーム。試練。言い方が違うだけですべて同じ事を指しているのか?この能力は、ホントなのか?疑問を持たない方が可笑しいだろう。
「まず最初の試練は、、、、、。」
勿体ぶるなよ、、、ドラムロールが聞こえてきそうだ。
「モンスターバトルです!!!」
モンスター手なずけて戦う的な?そんなに単純かね?
「あと5分でこの空間は無くなり、貴方達は魔界に放り出されます。魔界の魔物から全力で逃げて下さい。いや、死ななきゃなんでもいいです。1ヵ月、生き残ってください。クフフフフ。」
へ?魔界に放り出される?!死?!嘘だろ!え?5分の間に何が出来る?そうだ!スキルの検証だ!
ダメ元で試してみよう。(俺の頭の回転意外と早いな。と感心したが、それどころかでは無かった。)
「ファイア!」
「ボフ」
へ?ライターみたいな小さな火が出た。
「弱っ!!!」
クソッ。話にならん本当に威力これだけかよ。最初の方で超強いとか思ってたの超恥ずかしいんだけど。
「3、2、1。時間ですよ。」
「パフッ」
変な音がして空間は弾けて消えた。それと共に
「シュッ」
その生物は唾を俺の隣の隣にいた男子に当てた。その男子は抵抗することなく溶けていった。
「熱い、、、熱い、、、溶けていく、、。」
彼の最後の言葉が、ゲームの始まりの合図だった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます