大人の由来

大人、「おとな」と読みそうですが、「うし」と読むそうです。


大人(うし)とは例えば師匠のような偉大な人物に対する敬称らしく、この「うし」が訛って「主(ぬし)」と言う言葉になったという説もあるようです。


そこで、例によって何でそんな変な読みになるんだ?と疑問を抱き考えてみました。


発音とかいろいろ考えて見たのですが、氏(うじ)を当て字したと考えるのが自然かな?と思いました。


人物を呼ぶのにXXうじ、をただXX氏と書くのではなく、格調高く大人(たいじん)と書いてXXうじ、XXうしと読んだのではないでしょうか。


その氏(うじ)の語源にも諸説あるようですが、血統を表すと言う意味で、生地(うじ)が正しいのではないかと思いました。


また、大人(うし)が訛って主(ぬし)となったという説、これも「XX氏」に主(チュ)の尊称を当てて「XXうじ、XXぬし」としたのかもしれません。


主、は主(あるじ)とも読みますが、語源は吾生地(あうじ)からでしょうか?


村主(スンチュ)と書いて「すぐり」と読みます。

渡来系の苗字で村長という意味だと言われていますが、宿禰(すくね)と言う言葉に通じるのではないでしょうか?


宿禰(すくね)の意味は良く分かりませんが、始祖的意味なのかなと少し思いました。


武内宿禰(たけうちのすくね)なら武内氏族の始祖様的な。

訓読みと混ざっちゃうけど当時の発音で孫根(スンネ)とか??


いろいろと謎は残りますが今回はこの辺で……

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