ジャンル「小説」

私が一番、気楽に書いている文章は小説。


決して、手を抜いている訳ではないが、フィクションである事で気楽ではあるんだよね。


勿論、ノンフィクションの小説というのもあるのかもしれない。


しかし少なくとも、私が書いている小説は殆どがフィクション。


一部、実体験に基づく部分はあったりもするが、それを基にした嘘。


所謂、フィクションにしか過ぎない。


エッセイなんかは嘘を書いてしまったら、作り話になっちゃうよね。


要するに、エッセイではなくなってしまうと思うんだ。


だからエッセイで嘘は書けない。


そして嘘じゃないから、表現に気を遣う必要も出てくる。


しかし嘘、フィクションであれば、作り話で片付ける事も出来るよね。


そういう点で、私は小説を書く事が比較的、気楽に感じる。


因みに、私が小説を書き始めた切っ掛けは、ネットで知り合った方が書いていて、私も書いてみよう、ってね。


それまでは小説を書こうなんて思った事すら無かった。


読む事だって、漫画ばかり読んでいたので、小説は一部の作家さんの作品を幾つか読んだ事がある程度。


有名な作家さんの有名な作品の有名な部分は知識として一応、知っていたりはするけど、ちゃんと読んだ事のある作品は一つもない。


全然、威張れる話じゃないけどね(苦笑)


そんな私が今は小説を書いていたりする。


と言っても、草野球ならぬ、草小説だけどね。


それでも書く事は本当に楽しい。


勿論、思う様に書けないと苦しかったりもするけど、それも含めて面白いと思う。


エッセイや詩とは、また違った面白さがあるだろう。


その面白さを知る事が出来たのも、実際に小説を書いてみたから。


書かないままでいたら、知る事すら出来なかっただろう。


またエッセイや詩もそうである様に、小説ならではの表現も出来る。


小説という嘘に組み込む事で表現が出来る、或いは表現が豊かになる場合もあると思うんだ。


そういう事も、実際に小説を書いてみて感じた事。


だから、小説を書いてみて、本当に良かったと思っている。


そしてインターネットがあるおかげで、私の様なド素人でも、小説を書いて投稿サイトやブログなりに掲載しておけば、少ないながらも誰かに読んで貰う事も出来る。


それが本当にありがたい。


恐らく、インターネットが無かったら、書く事は出来たとしても、誰かに読んで貰う事は中々、難しい面もあると思うんだ。


そして読んで貰えないとなると、書く気にすらならなかったりもする。


しかしインターネットで作品を何処かに掲載しておけば、誰かしらに読んで貰える可能性を作る事は出来るよね。


それが実際に書く切っ掛けとなり得る。


私も知り合いの作品を読んだから、自分も書けば誰かに読んで貰えると思って、書く気にもなったと思うんだ。


そうやって、書く事の面白さが広まっていって欲しい。


その為に私は小説も書き続けたいと思っている。

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