第40話 就活を始めよう ~大学一年生編~

卒論のためにフィールドワークをしなければならないので、片道2000円かつ二時間半かけて山に行き、山頂を目指しながら目当てのものを見つけていきました。先輩も手伝ってくれて色々アドバイスをくれました。

朝5時半に起きて6時に出発し、帰って来たのは19時半という過酷スケジュールでした。

芳しい成果は得られなかったものの久々に山登りが出来てとても満足です。

山登りでも何でも、わかりやすいゴールがあると人間頑張れるというものです。

わかりやすいゴールがなければ途中途中でゴールを自分でつくっていくという方法が効果的だったりします。



就活はいつから始めるべきなのでしょうか。


この問いに関して明確な答えはありません。

始めるのが遅い人は四年生になっても始めない人もいますし、逆に早めに考える人は大学受験や高校受験前から将来を見据えて学校選びをします。


私はサークルを引退したのが三年生の12月でそこから就活をスタートしたので夏季インターンシップのことを考えたら遅い方なのかもしれないですし、就活解禁が三月からということを考えたら早い方なのかもしれません。


では就活を始めるとしたらどこからがわかりやすいのかなと考えた時に、手っ取り早いのは私が自分自身の意志によって色々決めていった時期からなら話しやすいのかなと思い至りました。


という訳で――


大学一年生から一年ずつ、就活について考えて行こうと思います。



~大学一年生~


就活という観点から考えた時にこれはやっといた方がいいなというのは、


・サークルに入る。

・バイトを始める。

・運転免許をとる。

・可能ならばTOEICの勉強を始める。


という四点かなと思います。

サークルとバイトは両方とも始めた方がいいです。

しかし友達を増やすためだとか自由に使えるお金を増やすためだとかそういう観点でオススメしている訳ではありません。


ESや面接で良く聞かれることとして、『自己PR』と『大学時代に頑張ったこと』という二点が挙げられます。


この二点に対する解答を企業に合わせて複数用意しようと思った時に、高校までの話を使うと「大学生時代で何かありますか?」と聞かれることが多いです。

何故ならば面接官は眼前に居る就活生の現在を知りたいのです。就活生は大学生が多いので、大学時代に何をやったのかを知ることによって就活生の考え方を知りたいと考えています。

高校までの話だとかなり過去の話であり、現在の就活生とは違う考えのもと行動したことだと思ってしまうという訳です。


だからこそ、大学時代に学業以外で活動したことを数種類用意し、ESや面接対策をしやすくするという考え方をしたらいくらか就活が楽になります。


運転免許とTOEICも同じことですね。

所持している免許という項目を最も埋めやすいのは周囲の大学生も多くとる運転免許です。

TOEICは高得点自体が『頑張ったこと』にもつながり、色々なESで書きやすく、就活の幅が広がります。



~大学二年生編へ続く~

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