第10話 うわあああああああ
(5月6日)
自信満々だった企業の選考に落ちたあああああああ!
まじでか! 企業研究しっかりされてますねって言われたのに! すごく朗らかに対応してくれたのに! グループ面接終わった後俺にだけ話しかけくれたのに! それ、なの、に、落ちた!
いやーーー、かなり想定外でしたね。なんでしょう、この、絶対通ってたと思ってた選考にお祈りメールくると流石に辛くなる感じですね。お祈りメール単体はもう慣れてるんでそんなに悲しくならないんですけど、まじか……あれで落ちるのか……わかんなくなってきたぞ……
国公立二次試験レベルの科目テストがあったのでそれの点数が酷かったのか――
就職してからの働くイメージが合わなかったのか――
企業研究方法がネットだけで、その情報に踊らされていると思われたのか――
お祈りをもらった後、私はとりあえず何が『悪かった』のかを考えます。企業と合わなかったからしょうがないよ次行きなよっていう考えも勿論わかるんですけど、自分の何かしらの行動が明らかにマイナスになっていた可能性もあります。
次に臨むときにはそういったことがないようにしたいんです。
実際、考えてみると少しずつ出てきますしね反省点。
気にしすぎても仕方ないよってのはわかるんです。ほんと、それはわかるんです。就活は婚活みたいなもんだとかいう例え話も多分五回は聞きました。わかってます。
でも、やっぱり、少しは気にしなきゃ駄目だと思うんです……。
ううううううう、何故落ちた!
あああああああ、次行こう、次!
(7分)
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