就活無秩序奔走日記

第4話 ADHD

(4月30日)

就活の合間に映画館でバイトをしています。

グッズ売り場を担当したり映画のスタートがきちんと流れているか確認したりポップコーンを掃除したり、最低賃金の五円増しという条件に合致する割かし楽なバイトです。動員数によっては映画を無料で観れたり、ポップコーンやジュースを安く買えたりと特典も魅力的な楽しいバイトです。

4月は土日の両方入っていたのですが5月からは土曜日だけに絞って就活に力を入れていくという感じです。

就活に力入れるつもりならなんでバイト入れるんだよと言われそうですが、これはもう声を大にして言いましょう。

交通費とクリーニング代でお金があほみたいにとんでいくから！　です！

これほんとどうにかして欲しい……バブル期は交通費どころか温泉にも連れてってくれたって言いますからね……羨ましいぜ……。

さてはて、こんな導入で始めました今回の更新のタイトルは英語四文字です。

ずばり、ADHD。

日本語では注意欠陥・多動性障害と言うらしいです。つまりは注意力が散漫で、尚且つ集中力がない人のことを指します。

最近、バイトをしていて自分がこの病気なのではないかと疑い始めました。

前売り券の種類を間違えたり――

前売り券を売る順番を間違えたり――

グッズ倉庫の鍵を持ち帰ってしまったり――

レジの収支が合わなくなってきたり――

知り合いが仕事場に来たらそっちに意識がいってしまい目の前のお客様を待たせてしまったり――

子どもかよと思うような間違いを平然としてしまいます。恐ろしいのは、本人至って無自覚というところなんです。後から気付くということが多く、それによって気持ちが落ち込んでしまい悪循環に陥ってしまうなんてことがざらにあります。

思えば就活でもそうなんです。

予約表の印刷をし忘れていたり――

時間が無くてネクタイを後からつけようと思って家から出ていざ電車の中でバックをあさってみたらネクタイを入れていなかったり――

会社を訪問しテストを受けてる最中にネクタイを外し、テストを受け終わりネクタイをつけたらカッターシャツの襟の上にネクタイを付けて平然としていたり――

どう考えても注意力が散漫過ぎる。

（因みにカッターシャツの襟の上にネクタイを付けた会社は最終面接直前で落ち、フィードバックでは『思考が幼い部分がある』と書かれていました。流石に猛省しました）

で、怖くなってネットで色々調べてみました。

『注意力が散漫。病気？障害？ADHD？改善方法・集中力を高めるには 』

http://スポーツニュース.jp/chuiryoku-3701

『大人のADHD特徴は？診断チェックリスト。治療や対処法で改善する？ 』

http://スポーツニュース.jp/adhdotona-5915

『エイメン・クリニック式ADD分類チェックリスト』

http://ex.senmasa.com/add/

エイメン先生のチェックリストの結果、私は「火の輪」型ADD（注意欠陥障害）という症状にあたるらしいです。

ADDの基本症状に加え、気分が頻繁に・周期的に変わったり、攻撃的であったり、視覚や触覚の刺激に極端に敏感であったりという症状を併せ持っている――という診断結果でした。

しかし対処法が出なかったので、下記のブログで調べました。

『知らないことを調べるブログ』

http://hokanoko.hatenablog.com/entry/20131227/1388151851

このブログ主は診断の結果、私と同じ「火の輪」型ADD（注意欠陥障害）と判断されました。

色々対処法が書かれていたので気になる方はURL先にとんでみてください。

という訳で、私の欠点として注意力散漫というものが如実に表れました。この症状は完全な治療は不可能で、うまく付き合っていくという考え方で生活した方がよさそうです。まあわかりやすい欠点がみつかったので、念頭におきつつ、気を付けて生活していこうと思います。

「あなたの短所はなんですか？」的な質問にはっきり答えられるようになったと思って、前向きに考えます。

(22分)