”私の小説”を書くために

作者 冬空ノ牡羊

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★★ Very Good!!

「なんか分かんないけど読書が好き」
「よく分かんないけど小説を書きたくなった」
……こんな適当な感性を持つ私にとって、この著者の『読書と執筆が好きな理由』の具体性は、目から鱗だった。
面接官でも納得させちゃいそうな勢いと明確性があり、その『好き』を疑う余地は微塵もない。

「好きなことをしよう」

個人的にも非常に同感で、自分のエッセイでも同じようなことを書くことは多々ある。
しかし、たったこれだけのことを伝えるのでも、様々な語り口があるのだと思わされた。

果たして本当に小説家になれるのか。夢は叶うものなのか。
それは誰にも分からないけれど。
『努力』という経験が『結果』という実を結ぶとは限らないけれど。

偽りなき『文章への素直な気持ち』を語った著者に、幸あれ。

★★ Very Good!!

「書きたいことを書く」
 普段ウンウン唸っている時もある僕は、その一言で目から鱗が落ちました。
 普段から書きたいことしか書いていないと思っていたけれど、そこにはどこか制約がありました。この作品を読んで、もっと自由に書いていいんだ、とか、思いついたことそのまま書いてみよう、とか、色々な事が見えてきました。

 作者さんの「書く」に至るまでの物語や背景が分かり、書く際に思っていること、普段思っていることがせきららに書かれているのでとても素直に読め、自分の素直さも引き出されているような、そんな感覚になりました。

 読後、「書く」ことの楽しさを再認識し、背中を押された気分になりましたが、この作品はもっと優しい、頭を撫でてもらった感覚に近い読後感を持つ作品だと思いました。
 ありがとうございました。