第9話 たまに忘れてしまうもの

 なんて大層なタイトルですが、要は書く暇と気力が全然ないよコノヤロー、ということを吐き出したくなっただけです。はい。

 

 なぜ書く暇がないかというと、資格取得のための勉強だったり、技能講習だったり等々、現実リアルが忙しいからなのです。ええい、意外と忙しいぞ大学校。だれだ、大学=遊びなんていったやつ。全然そんなことないではないか。


 まあ、講義中に小説用ノートに設定を書き出したりできるからいいんですけどね。……え? 講義は真面目に受けろ? ハハハ何をおっしゃいますか。睡眠対策ですよ睡眠対策。



 …で、気力のほうはなぜ湧かないのかというと、そのきっかけはmyノートpcの不調が原因でした。


 ある朝、立ち上げようとノートpcを開くと、不調に気が付きました。電源ボタンを押しても、ファンの稼働音がするだけ。その稼働音が止まった瞬間、ノートpcの電源ランプが消え、また点いたかと思うと、また短くファンの稼働音が鳴り、また電源ランプが消え、以下無限ループ。という状態になってしまいました。そのノートpcで小説を書いていたので、それはそれは痛手でした。

 で、解決方法を調べに調べ(この時点で修理に出すという発想皆無)、どうやらメモリの接触不良が原因だということが分かりました。そんなわけで、近くのホームセンターでプラスドライバーを購入し、バッテリーとカバーを外してメモリを読み込む部分を指で押さえて無理矢理接触させた結果、非っ常に重かったですが、なんとか起動しました。

 今このノートpcは、そんなトラブルなどなかったかのように何の問題もなく、スムーズに起動しております。恐らく機械的にはよろしくない手段で回復したあたり、このノートpcは使い手に似ているようです。


 しかし、それによって大問題が発生しました。それは、小説を書く気力と暇が大いにある時期にノートpcが不調になり、ノートpcが直ったときにはそれらがなくなってしまっていた、ということです。しかも、「魔法書店【琥珀党】」をあげた後のことですから、尚更やる気を削がれました。文字通り、出鼻を挫かれたというやつです。正直、その日以来小説を書くの全然楽しくない……。


 と、いうわけなので、リハビリがてら久し振りに「‟私の小説”を書くために」の続きを今回書くことにしたわけなのです。待ってろ「魔法書店【琥珀堂】」! すぐに続きを書いてあげるからな!


 そんなわけで、今回は吐き出せるだけ吐き出した文章を書けたので、ちょっぴり気力に余裕が産まれました。やっぱりいいですね、吐き出せる場所があるのって。本来ならば、こういったストレス発散的なことは、カラオケであったり買い物であったり食事であったりするんですけど、私の場合はこのサイトの、このエッセイがそれに該当するようですね。自分で作ったくせに、完全に忘れてしまっていました。


 皆さんも、そう言った大切な‟捌け口”の存在を大切にしてくださいね。それが友人や家族であるなら尚のことです。


 さて……小説、続きを書きますか。


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