17. ゲームに最適なおやつ
ゲームしているときって、なんだか無性におやつが欲しくなりません? 私はなります。
よく昔を懐かしむようなお話で、駄菓子屋で駄菓子片手に駄菓子屋アップライト筐体やテーブル筐体のゲームを遊ぶ、みたいなのが出てきますよね。
そんなお店が近くにあった方がうらやましい、ねたましい……!
うちの近くにはそんな駄菓子屋一軒もなかったんですよ。最寄のお店は、文具と模型と駄菓子を扱っている謎のお店でした。それはそれで楽しかったんですけど。なので割と昔からプラモデルは作っているほうではないかなと。
で、もし幼少時からそんなアーケードゲーム環境があったのなら、もっとアーケードスティックの扱いもうまくなって格ゲーだってへっちゃらだったかもしれないのに……。苦手なんですよね格ゲー。嫌いじゃないんですけど。
閑話休題。そういう環境が身近にあったというなら、なんとなくゲームしながらおやつというのもわからなくもないですけど、私の場合そうじゃなかったんですよね。不思議なものです。……ああ、思い出してみれば、駄菓子買ってきて家でファミコンやりながら食べたりはしていましたけど、それのイメージなんでしょうかねえ。
しかしこのゲームとおやつ、ちょっとめんどくさい問題を抱えております。ゲームをやりながらおやつを食べたことがある方なら一度は経験があるのではないかと思いますが、それは……『手の汚れ』!
もうポテトフライとかキャベツ太郎とかどんどん焼き食べたりしたらもう最悪です! 何度ファミコンのABボタン周りが油まみれになったことか……。場合によっては青のりがすきまに入ってしまったりとか。
なので、おやつをつまむたびに一旦ゲームを中断して、手をちゃんと拭いてから再開、みたいにせざるを得ないのです。しかしそれも、じっくり考えるシミュレーションやRPGとかならまったく問題ないのですが、アクション、シューティングになってくるとそんな余裕ないですよね。
そこで! みれにん的アクション、シューティングにも最適なおやつをお伝えしましょう! つい最近までこの良さに気づかなかったとは……不覚でした。そんな特別なものではないです。
その名は、みなさんご存知『プリッツ』! スティックタイプのプレッツェル菓子ですね。
ポイントはここ、スティックタイプ。
では、その良さを伝えるために、『ゼビウス』をプレイしている前提で説明しましょう。PlayStationStoreで配信されている『ゼビウス3D/G+』なら、様々なバージョンのゼビウスが楽しめてオススメです。ここはその中でも初代ゼビウスでいってみましょう。
プレイ開始します。どんどん進みましょう。ちゃんと『ソル』や『スペシャルフラッグ』を回収していきましょうねー。エリアの切れ目とかで中断などはされないので休む暇がないですね。おやつが欲しくなってきましたね、ちょっと口寂しくなってきます。
ある程度進むと、『
ここです! 敵の攻撃が途絶えるこのつかの間の休息時間! ここでひょいっとプリッツを口にくわえるのです!
あとはもう、くわえたプリッツをちょっとずつかじりながらゼビウス軍との戦いを続けるのです……。
ほらこれです。手が汚れない! コントローラーも汚れない! プレイの邪魔にもならない! プリッツ最高。
ん? あれ、わかりづらかったですかね……。じゃあ次は『バンゲリングベイ』で、って……もっと理解できないでしょうねえ。
と、とにかく、プリッツはゲームプレイのお供に最適なのです! 補給と兵站、大切ですね。みなさまお試しあれー。
ちなみに、プレイしながらのおやつはプリッツですが、ゲームセンターとかでプレイを見物するときのおやつとなると、私の中でのイメージは、自販機で売っている『シーフードヌードル』ですね。
これってひどいんですよね。普通の『カップヌードル』よりも匂いによるテロ感が半端じゃないです。『カップヌードルカレー』もかなりのものを持っていますが、なぜか『シーフードヌードル』のほうが「あっ、私も食べないと……」という謎の強迫感が発生します。不思議ですしやっかいですね。プレイ中にその匂いが漂うともうアウトです。プレイ終了後、自販機直行です。
すごくおいしいんですよね、ゲームセンターで食べる『シーフードヌードル』。
紫煙が漂い、レバーとボタンの操作音や電子音にあふれた空間で食べるジャンク感がたまらなく、いい。
……ってまあ、そんなゲームセンターももう絶滅危惧種なんでしょうけどね。見かけたら大事にしていきたいものです。
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