4. かわいいは正義!
少し前の話題で、好きなゲームハードについて語らせていただいた際に、ディスクシステムの次点として『PCエンジンDUO-R』を挙げました。
これ、PCエンジンを少し知っている人からしたら、「アレ? なんで? DUOとかDUO-RXじゃないの?」って思われることかと思います。
知らない方にはよくわからないことかと思いますので、PCエンジン本体の変遷を軽く説明します。本体の種類が非常に多いので、メインストリームと思われるものだけ挙げさせていただきます。
<1987年 PCエンジン>
HuカードというICカード型ROMカートリッジのみ利用可能。
映像出力はRF端子(ファミコンと同様)。
カラーリングは白。
<1989年 PCエンジンコアグラフィックス>
初代のマイナーチェンジ。
映像出力がAV端子に変更。
連射パッドを標準装備。
カラーリングは濃いグレー。
<1991年 PCエンジンコアグラフィックスII>
コアグラのマイナーチェンジ。
同時発売のSUPER CD-ROM2に合わせてデザインを変更。
カラーリングは薄いグレー。
<1991年 PCエンジンDUO>
SUPER CD-ROM2との一体型。
モニターやバッテリーを接続することで、電源のないところでも利用可能。
カラーリングは黒。
<1993年 PCエンジンDUO-R>
DUOの廉価版。
ヘッドフォン端子やバッテリー端子が省かれる。
DUOに比べ丸みを帯びたデザインとなる。
カラーリングは白。
<1994年 PCエンジンDUO-RX>
DUO-Rのマイナーチェンジ。
パッドのボタンが2ボタンから6ボタンになる。
CD-ROMドライブの性能が向上。
カラーリングは青みがかった白。
さて、どうでしょうか。
CD-ROMドライブ一体型となったDUOシリーズに注目してください。
なんと、機能削減されたのはDUO-Rのみなんです……。
それなのになぜ、私はこんな半端者なDUO-Rを選ぶのでしょう。
私とDUO-Rとの出会いは、1996年。
当時高校生の私は、新しいゲームショップが開店するということで、わくわくして新聞のチラシを眺めておりました。
開店セールということで、激安商品が目白押し。
その中で私の目に留まった二つの商品。
PCエンジンDUO-R 定価39,800円がセール価格5,000円!
PCエンジンDUO-RX 定価29,800円がセール価格6,000円!
1996年といえば、もうすでに時代はセガサターン、プレイステーションの次世代機。
PCエンジンも(結果としてコケていたとはいえ)PC-FXに世代が交代しておりました。
前世代のPCエンジンはもはや新品であろうと構わず投げ売られていたわけです。
そこでかねてからPCエンジンが欲しかった私のニーズにマッチ。喜び勇んでオープンと同時に買いに行きました。
そのときのみれにんの選択が……そう、DUO-Rだったのでした。
べ、別に安いからとかそういうんじゃないんですよ!?
1,000円差くらいなら……まあ、ソフト一本中古でとか買えますけど、ちゃんとDUO-Rが欲しいからそっちにしたんですよ!?
理由その一。
明るい白のほうがかわいい。
理由その二。
箱のデザインがDUO-Rのほうがかっこいい。
DUO-RXのでかでかとした文字がかっこ悪い。
……あー、以上です。
アッアッ、ごめんなさいごめんなさい!
なんかいろいろ偉そうに語ってましたけど、見た目がかわいいだけなんですゴメンナサイ!
同じ理由でDUOとDUO-Rを比べたら、もちろん丸っこいDUO-Rです!
DUO-RたんかわいいよDUO-Rたん!
ほら、『人は見た目が九割』って言うじゃないですか。
ゲームハードもまた然り。
Xboxだって漬物石とか言われて侮蔑されたりしていたじゃないですか。
現在発売中のハードなんか、昔と違ってカラーリングとかたくさんじゃないですかっ。
ゲームハードは見た目が九割!
かわいいは正義!
ちなみに、私がPCエンジンを欲していた理由としては、安定の「シューティングが充実しているから」ですね。
それだけでなく、PCエンジンのみで楽しめる名作というのが数多くありました。
いまだにPS StoreのPCエンジンアーカイブスでダウンロードして遊んだりしています。
おかげで最近のヘビーユースハードはPS3、PSP、PSVitaという結果になってしまっていますね。
そして、最近買ったPSVitaもホワイトにしました。
どことなくDUO-R感があって私的にはとってもオッケーです。
PS3もホワイト。
PSPはなぜかレッド。
みれにんさん、そこでPSPもホワイトだったらビシッと決まったのに……。
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