スーサイドイノセンス

@diopuyo

第1話 夢うつつ

「んお゛お゛お゛ぉ゛ーーーーーーーー!!!!!!」

私の股間が灼熱のごとく燃え盛る、全身の筋肉が、血液が、内臓が、快感電流(アクメ・パルス)を流し初めている。

「んにゃぁぁにぃぃーーーー♡♡♡?これにゃんで♡こんにゃぁぁぁぁぁぁぁ゛あ゛ぉぉ゛ーー♡ーーーー♡♡♡♡!!」

突然の出来事に処理が追いつかない、そうでなくとも快感に頭が焼ききれそうになっているのに。

「え゛え゛♡♡ちんぽぅ???♡♡♡ちんぽぅが生えてる!私に!ちんぽぅが!生えてる!!♡♡カラダ!♡喜ぶ!♡♡弾ける!!♡乳首♡♡♡」

「なんでなんでにゃんでぇぇーーーー!!ああ゛っでもぉ゛好きぃ♡♡ちんぽぅ♡あるのぉーすきぃぃーーーー♡♡」

そう、生えている私の身体に…心に、男性器が!

「んん゛ー♡♡!ぎもじぃぃぃーなんかくる!くるぅぅー狂っちゃうのぉぉぉー♡♡♡」

身体が跳ねる!跳ぶ!新世界へと!心の内側から超新星爆発の如くエネルギーが弾け飛び「私」は新しい宇宙と一体となる。

「とんでりゅぅぅあっぁぁぁぁあぁーー♡♡私ぃぃー新田えりはぁぁぁ♡♡人類初のぉぉぉーー♡♡はぁっ♡人体のみによるぅぅぅー♡んうっ♡♡♡飛行にぃぃ成功致しましたぁぁー♡♡♡」

「でりゅぅぅぅ♡♡♡精子でりゅぅぅぅぅーー♡んはっ♪触ってもいないのにっぃぃぃー精子♡こんにちは!しちゃってましゅのぉぉぉーーーー♡♡」

ピュルルルゥゥゥゥーーーーーどくっん♡ぴゅるっ☆

圧倒的な快楽がアクメ・パルスとなり陰茎に集約されていく、そのエネルギーは精液となり「宇宙」を白く染めていった。

……

ピピピピピピピピピピピピピピ

携帯のアラームが鳴り響く

「…んっ」

朝?

「…え??な…なんで…」

あの衝撃的な出来事が夢?そんなわけない…だってあれは…

「んひゃっっ」

股間に電流が走る、まさか…そんな…

「ほ、本当に…」

私、新田えりの股間には…男性器が生えていた。

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