ズッ友(笑)



 海に面したとある町に『恋人岬』と呼ばれる場所がある。

 毎日午後三時に鳴る鐘の音をパートナーと聴くと、末永く幸せになれるという、よくあるタイプの伝説を持った場所だ。その鐘は人々から〈幸福の鐘〉と呼ばれ、カップルの聖地として長く語り継がれている。

 突き抜ける青空の下、今日もたくさんのカップルが蠢いていた。海を眺めながら肩に手を回して愛を囁く者、ベンチに座り狂ったように膝枕をする者、彼女の生み出した炭の固まりを一心不乱に口へ掻き込み「おいしいよ! うん、今日も最高の出来だよ!」と叫ぶ者……しかしそれも、この岬ではよくある風景なのだ。


 そんな微笑ましい空間に一組の異色な二人組がいた。両方女性であった。仲睦まじく囁き合うアベックどもの声を背に、岬の先端で海を眺めていた。二人は高校時代からの付き合いで、社会人になった今も、ときたま休みを合わせて旅行に出かけているのだ。今日も旅行でこの町に来ていた。そして、わざわざこんなところに来なければいいものを、名所だからという安直な理由で足を踏み入れてしまったばかりに、こんな目も当てられない状況に立たされることになったのだ。

 恋人いない歴=年齢の二人は、耳でカロリーを強制的摂取しつつ何事もないかのように水平線を眺めていた。


「海きれいだねぇ!」

「そうねぇ」

「あ、みてみてユウコ、あそこにタンカーが見えるよ!」

「えっ、ウソ、ホント!? どこどこ……見えないよ〜もうナナコったら、いっつもウソばっか〜」

「えーっ? わたしウソつかないし! 探してるうちに沈んじゃったんだよきっとさぁ」

「海上汚染ぱないっしょそれ〜」


 なんて当たり障りのない会話をしつつ、二人は内心ではこんなことを考えていた。


(マジありえね……なにここ、シュガー度百パーやんけ)

(ナナコ超やべぇ……なんでこんなとこチョイスしたんマジで)


 夢見心地でやってきた町で突然現実を叩きつけられた二人の心は荒みに荒みきっていた。せっかく温泉入って気持ちも温まっていたと言うのに、潮風に乗ってくる粉砂糖で体が汚されたような気分になっていた。


「そういえばさ、コレ、最近どうなのよ?」


 ナナコが小指を立てる。それを見たユウコはどこか気まずそうな表情を浮かべた。


「あー……別れたわー」

「えっ、ウッソなんで! 超うまくいってるって言ってたじゃん!」

「そうなんだけどさぁ〜……ああ、そうそう、実は超ろくでもないやつだったんだよね! だいぶタカられちゃってさぁ。いいかげんキツくなってきたからフッちゃったんだよねぇ」

「まじかー。まあでもそれで正解だって絶対!」


 口に手を当てながら同情する仕草をするが、この時ナナコはこんなことを考えていた。


(嘘つけおめぇ彼氏いなかっただろ。見たんだよ、デートするっつってわたしの誘い断った日、一人でカフェをキメてたのをな! まっ、仕方ないよね。その顔面偏差値じゃ誰も寄ってこねぇからマジで)


 心のなかで中指を立てながら、ユウコが質問を返した。


「そういうナナコこそ、つい最近できたって言ってた彼とはどうなのさ?」


 今度はナナコが顔をしかめた。


「えっ? あ、ああ、うん、超順調に決まってんじゃん! 先週だってデート行ったんだよねぇ」

「へぇ〜。どこ行ったの?」

「だっ……代官山! そう代官山でいろいろ回ったんだよ〜」

「え〜、いいなぁ超おしゃれっぽーい! どこ見てきたの?」

「あー、そうそう、駅前の雑貨屋とかいろいろ、かなぁ〜!」


 ナナコが目線を外したタイミングで、ユウコがつばを吐き捨てる。


(ウソつくんならせめてリサーチしなさいよ。どんだけガバガバなんですかねぇ? 厚化粧がたたって脳が酸欠になっちゃったのかしらぁ)


 物憂げに空を眺めていたナナコが、傍目にユウコを捉える。


(クッソ、こいつほんとネチネチと……性悪っ。だから男ができねぇんだよ)


 その時、透き通るような鐘の音があたりに響き渡った。どうやら午後三時になったらしい。人々は会話をやめ、うっとりと聴き入っていた。

 しかし、この二人は微笑みを貼り付けながら、内心では上から目線でお互いを見下していた。そして、こう思っていたのだ。



「(まっ、ウチといるとユウコ陰キャになっちゃうわけだし、しょうがないよねぇ。僻み乙)」

「(でもまぁ、厚化粧しないとブサキャだし、しょうがないね。脳みそゆるふわ乙)」



 二人は同時に、微笑みから怪訝そうな表情に変わった。


「ナナコ、いま、何か言った?」

「ユウコこそ……」

「ううん、何も言ってないよ」

「あ、そう……」


 どこか腑に落ちないとばかりに薄ら笑いを向け合う。


「(びびったわ。ナナコがいきなり自意識過剰になったのかと思ったわ)」

「(チョー受ける戯言がユウコの声で聞こえたような気がしたけど、気のせいみたいだわ)」


 同時にそう思った時、また二人は顔を見合わせた。

 たしかに声が聞こえたのだ。自分をディスるような内容を含めた、どこかほの暗さのある声が。

 陰りを帯びてくる二人とは対照的に、明るい音色を高らかに響かせて鐘は鳴り続ける。


「ねえ、あのさ。言いたいことがあるなら言っていいよ?」

「そういうユウコだって。ウチにはっきり言っていいんだよ?」


 険悪な空気が二人を取り巻く。鐘が鳴る度に互いの心の奥底で眠っていた黒い何かがむくりと起き上がり、胸を打つ。そしてそれは共振し、爆発的な破壊衝動となって襲いかかっていた。


 目線が合う。――刹那。


「あんたを」

「滅する」


 風船を百ほど繋いでいっぺんに割ったかのような破裂音。耳をつんざかんばかりの音に、まわりにいた人々が一斉に顔を上げる。

 それは二人が繰り出した拳同士がぶつかる音だった。お互いが突き出した基節骨がせめぎ合う。


「わたしに猫被ってたのね。すっかり騙されてたわ。その厚化粧は伊達じゃなかったみたいよ」

「そういうユウコこそ。腹の中は真っ黒だったみたいじゃない? ヘソは垢が溜まりやすいからちゃんと洗ったほうがいいわよ?」

「へぇ。なに、それは経験談? チョーウケる」

「前から思ってたんだけどさ、どうもいけ好かなかったのよ。あんた、自分がとってもカワイイとか自惚れてるんじゃない?」

「笑止。それはそっちでしょ? ウチを引き立て役にしたかったみたいだけど、鏡見てよく考えた結果かしら?」

「抜かせェッ!」


 ナナコは突き出していた右拳を引っ込め、逆の手に力を込めて打ち込む。動作を見切っていたユウコは身をかがめて避け、回し蹴りで足を払おうとする。それをバク宙でかわし、ナナコは欄干の上へ着地した。


「なんでだろう……ナナコ、あんたが憎い気持ちかしらね。わたし、今すごく力が沸いてくるの」

「奇遇ね、ユウコ。ウチもそうなの。ウチね、すっごくさぁ……テメェを殺したくてしかたねぇんだわ」


 まるで今まで眠っていた力が目覚め、暴れ始めたような感覚。表面上では仲良くしていた二人であったが、その裏に隠されていた禍々しい計略――相手を利用し、自分をより美しく見せよう、というなんとも愚かしい思考――を実行に移す動力の源は、すべて内に秘められていた汚い心だった。心は表面化せず、深層に澱として沈殿していたに過ぎなかった。しかし、それはこの岬へ訪れたことで隠しきれないものになっていたのだ。――人々を幸せへと導く鐘に秘められた魔力による精神的作用。長きに渡り噂として人々の口々を伝い、やってきたカップルたちの信仰を受け続けた〈幸福の鐘〉は、人知れず“力”を持つようになっていたのだった。

 その音色を聴き、厚く塗り込まれていた二人の関係性のメッキが剥がれ落ちた。もはや今の二人は高校時代からの友人ではなく、お互いがお互いを利用してきたことへの憎しみをぶつけ合う関係と成り下がってしまった。

 人々の声は止み、鐘の音だけがひときわ大きく鳴る。

 そんな全てが硬直した世界の中で、最初に動いたのは――。


「死ねェい!」


 ナナコだった。欄干から姿を消したかと思うと、二フレームと経過を許さぬ超速度でユウコの目の前に現れ、もはや秒単位では計れないほどの瞬速でユウコの顔めがけて右脚を振り上げた。ユウコはかろうじで見えた脚の軌道の到着点に腕を挙げ、防御の姿勢をとる。


「ぐぅぉぉおッ!?」


 想像以上の力に、ユウコの顔が引きつる。とっさに腕を十字にして受けたものの、ほぼ音速で振り上げられた脚の動的エネルギーはとてつもないものだった。ユウコの体は民衆を巻き込みながら、茂みの中へふっとばされた。あまりの威力に木々は折れ、轟音を立てて倒れる。

 風圧で揺れた鐘が、けたたましく音を響かせる。


「ふん。他愛ない。その程度でウチを利用しようだなんて、まったくお笑いだよ、ユウコ……ッ!?」


 捨て台詞を吐きながら茂みの方へ視線を移したナナコの顔から、余裕の笑みが消える。ユウコが飛んでいった方角から、一本、二本……さらに続けて数十本の樹木が飛んできたのだ。まるで暴走トラックのように飛来する幹に為す術もなく、腹に直撃を受けて海の方へと弾き飛ばされる。


「グガァっ……グゥゥ、有機物ごときでウチが殺せると思ってるのかァァ!」


 腹部を圧迫し続ける樹木を拳でへし折る。その打撃から生まれた推力で上へと舞い上がり、立て続けに飛んでくる木を足場にして陸の方へと飛び込んだ。しかし、ナナコの到着を狙ったかのように、今度は自動販売機が飛んできた。体勢の立て直しが遅れたナナコは、とんでもない衝突力によって欄干を突き破り、海へと墜落した。

 けたたましく鳴る鐘の音をバックにして、茂みからユウコが姿を現す。その手には、ジュース補充で回るトラックが持ち上げられていた。ガソリンタンクには穴が空いており、ガソリンが線を描きながら地面にこぼれている。


「これで……終わりだァ!」


 まるでゴム鞠を投げるような感覚で軽々と放る。自重で落下してきたトラックに回転蹴りを叩き込むと、トラックはゆるやかな放物線を描いて海の方へ向かっていった。体が一周したあたりで、どこからか手に入れてきたジッポライターを放り投げる。火がガソリンに触れ、燃え上がる。導火線と化したガソリンを辿り、火がトラックを火だるまに変えるまでには、たった瞬き二回だけの時間しかかからなかった。

 ちょうどナナコが墜落したあたりにトラックが落ちる。それと同時に、爆音を上げて火柱が上がった。巻き上げられた海水が陽の光を反射し、大きな虹が空に架かった。

 爆風で鐘が激しく揺れる。


「ククク……ナナコぉ? あんたみたいなブスには、魚の餌になる運命がふさわしいってものよ……ククク……フフフフ……」


 淵から火柱を見下す。ここまでやればもはや死は免れないだろう。それが楽しくて嬉しくて仕方がないとばかりに、口の端々から嗤い声を漏らしながら踵を返した。

 しかし、背後から水柱の上がる音がした。次いで足元に大きな影が形成され、不審に思って空を見上げたユウコは、目を丸くしてそれを見つめていた。


「――な、にィィ!?」


 群れをなして頭上を覆っていたのは、コンクリート製の防波ブロックだったのだ。


「そういうテメェはミミズのクソになるのがお似合いなんだよなァァァ!」


 海から飛び上がったナナコは、テトラポッドの群れの後ろに位置取り、ひとつひとつに蹴りを繰り出した。滞空していたコンクリートブロックは、打撃を与えられたことで推力を得て、一直線にユウコめがけて降りかかる。避ける間もなく、ユウコは重々しく地面を抉る圧倒的物質量の下敷きとなった。


「ママから教わらなかったか? 死体を見るまでは殺したと思ってはいけないってよぉ! 爆発物なんざァ、ウチにはなんの脅威でもないんだよぉ!」


 落下の勢いを利用し、山と成しているブロックに拳を叩き込む。破片が周囲に飛び散り、訪れていた人間の体を削り飛ばす。しかし、その一撃はユウコを葬るには弱かったらしい。抉られた地面から現れたユウコの左手にナナコの拳が収まっていた。

 捉えたナナコに向けて手刀を繰り出す。しかし、ナナコは拘束から容易く抜け出し、ユウコが繰り出した手刀の巻き起こすソニックブームに乗り、二十メートルほど前転で滑空してから着地した。

 空振りした手刀が作り出した空気の刃が、呆然と立ち尽くす人間の胴体を両断した。


「しょせんテメェの手刀は、一般人を金太郎飴にする程度のことしかできないってことよ」

「よかろう……死体なんてケチったことは言わねぇ。貴様の魂の消滅まできっちり見届けてやっから、喜んでくたばれクソアマァ!」

「おもしれぇ! やってみろってんだァァ! まっ、その前にウチがテメェの肉体をナノミクロン単位でバラバラにしてやっけどな!」


 二人の姿が、その位置からふっと掻き消える。一秒を刻まぬうちに約二十メートルの距離を縮め、ゼロ距離で拳同士がぶつかった。地面を蹴った音が少し遅れて轟き、圧倒的な力の衝撃で発生した強風が円環状に広がる。それに遅れるようにして地面が抉れ、塊を成していたものは息を吐く間もなく粉塵となり押し流される。いままで二人を呆然と眺めていた人々にも風が襲いかかり、まるでちぎった紙のように空高くへ放り出していく。目の前で起こっていることのあまりの非現実的な事象を前になすすべのない無数のカップルたちは空に巻き上げられ、すぐ目の前に地面が近づいていると認識したころには紅のシミになっていった。


 風にあてられた幸福の鐘が狂ったように鳴り響く。その度に二人が繰り出す拳の力は上がっていき、やがて光速へと到達した。もはやこの空間に生者はいない。巻き起こる風は物言わぬ肉塊を切り刻む無形の刃。赤く咲く血の花、そして、二つの絶対的な力だけがその場にあるだけだ。

 生涯の幸せを願い、生命の芽で溢れていた恋人岬は、訪れていた人間たちに悟られること無く、血染めの地獄へ変えてしまった。しかしそれでも、二人は戦いを止めなかった。――否、止められないのだ。互いの身から発散される脅威的な力は、もはや人智を越えた高次の領域へと高められている。寸分の狂いもない神的バランスで衝突している二人のパワーの一方が緩んだ瞬間、自我を内包した魂が崩壊を迎えることになるのだ。

 力と力の衝突はとどまることを知らず、互いの抵抗力の高まりと同時に、振るわれる拳の速度も上がり続けていた。二人の繰り出す攻撃はもはや人類では到達し得ない光の速さすらも越えてしまっていた。

 均衡した計り知れぬ二人の力が、この世を定義づける理を破壊していく。物質は量子となり宙へ舞い上がり、海も幾筋の柱となり、赫と黒が織りなすマーブル模様の空へと昇っていく。二人の体も例外はなく、相手に拳を叩きつける度に皮膚は剥がれ、筋肉が吹き散る。扇状に拡散した血煙は、まるで血塗られた悪魔の羽毛が散っているよう。

 光速を遥かに越えた速さで繰り出される拳により生み出された絶大なパワーは、時空をも超越して影響し始めていた。爆発的なエネルギーが過去に干渉し始めたのだ。時間という非連続体は、二人が発散する圧倒的な破壊力に犯され、ジグソーパズルのピースをばら撒くように容易くバラバラに刻まれ、吹き飛ばされた。創世より粛々と積み上げられてきた数多の事象、そして、有史以来、人々によって生み出されては捨てられた那由他の可能性が、有象無象の区別なく一瞬で現世界に流れ込んだのだ。全宇宙域の容量を持ってしても修正しきれない、とてつもない矛盾の雪崩により、空間・時間の概念が崩壊し始め、ひいては理全体への完全破壊へと繋がる。矛盾が矛盾を引き起こし、無限パラドックスに陥った空間は、本来在るべき姿を維持できなくなってしまったのだ。

 混沌へと戻り始めた世界の中心で、もはや摂理では制御できなくなった超超越的エネルギーが、今まさに、全身全霊でぶつかろうとしていた。


「死ねェェェい!!!!」

「くたばりやがれェェェ!!」


 咆吼と共に放った拳が互いの頭蓋骨に衝突する。人体の限界を越えたインパクト。僅かに残っていた脳髄の欠片が後頭部から吹き飛び、途端に粒子レベルまで分解され、かろうじで人としての形を保っていた部分も巻き込み、コンマ単位の速度で消え失せた。

 行き場のなくなった混沌エネルギーが解放された。

 熾烈な終世のレクイエムが唐突に止む。

 完全なる静謐。



 ――瞬間、世界は白に包まれ、太陽系第三惑星を中心に全概念が消滅した。



 何億の年月をかけて作り上げられてきた秩序は無秩序へ還り、天体も星も全てが消え去った宇宙空間に、二つの灯火が輝く。それはユウコとナナコの魂。


「何もなくなっちゃったね、ナナコ」

「そうだね」


 二人は宇宙の終焉を感じていた。それは肉体を捨てアストラル体となり、全てと同化したことによる予知。創世より続いてきた宇宙膨張のエネルギーは誕生から退行へと転化し、光速を遥かに超える速度で縮小している。やがては空間全てを虚数に変え、二つの魂の元へ収束し、闇とも呼べぬ、ただの無へと還るだろうことを悟っていた。


「でもね、ウチはそんなこと構わないの、ユウコ」


 肉体があれば、ナナコはきっと微笑んでいただろう。


「だって――テメェの魂を輪廻転生の理から未来永劫叩き出せるんだからなぁぁぁぁ!」

「それはこっちのセリフだぁぁ! 虚無の牢獄で永久に死に還るがいい!」

「ォォオオオオッ! 死ねェい、ユウコォォォォォォォォ!!」

「滅びろォォォォォォォォォォ、ナナコォォォォォォォォ!!」


 全てが消え、唯一といえる“絶対的概念”となった二つの魂が、完全なる終末の中で激突する。

 それは無限エネルギーの衝突にほかならない。


 こうして世界は――いや、あらゆる“意味”がナンセンスへと還った。



   完

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