【寄せられた質問と回答】1~10
紹介したゲームに寄せられた質問に答えます。
※質問は当ブログ内の近況ノートにて受け付けております。
Q1 16回で紹介した「天幻地在バトルマリオネット」は、明らかに子供よりも良い年した大人がガッツリハマるゲームだと思うんですが如何。
A1 私が大人である以上、もちろん良い年した大人にだってガッツリはまってるプレイヤーはいましたよ!ただ当時は、3Dプリンタによるテロ事件を経た世代でしたからね…。社会的に、成人マリオネッターは肩身は狭かった事は否めません…。じゃあ逆に子供達は成人プレイヤーを受け入れてくれたかっていうと、あいつらはあいつらで財力のある大人を嫌っていましたから…。成人プレイヤーの大半は、年齢を偽って子供のふりしてバトマリを遊んでいて…。ま、立場は弱かったですね…。
Q2 どうもすべてのゲームをリアルタイムで遊んでいたような形でレビューされてますが、すべてのゲームを発売日(あるいはサービス開始時)に遊びはじめたのですか?
A2 いえ、そういうわけでもありませんよ。Acasiaを購入したのは発売からちょっとたった後に名古屋に行った時でしたし。そしてまた去りゆくあなたへも、発売後の混乱を聞き付けて慌てて買いました。キミにキュン!人工ヒメゴコロなんかは…、買ったのは発売してからだいぶ後の事ですね。ごめんなさい、ハッキリ買った日は流石に覚えてませんが。
Q3 「そしてまた去りゆくあなたへ」をナノマシン作用込みで遊んでみたいのですが、付属ナノマシンを現行製品で代替できないでしょうか?当時のゲーマーが味わったという、自分の感情から主人公の心情を推測するゲームプレイをぜひやってみたいのです。
A3 難しいと思います。あれ仕組みとしては、Observerのゲームに割り当てられた信号にのみ動くナノマシンじゃないですか。たまにやってる人いますけど…、ナノマシンの信号乗っ取りって限りなく黒いグレーゾーンですからね…。Observerの版権も、いまどこが持ってるのか分かりませんしね。
Q4 天幻地在バトルマリオネットはかなり昔発売されたカスタムロボと言うゲームに似ているとの指摘はやはりあったのでしょうか。
A4うわー!カスタムロボ!久し振りに聞きましたね。いや、誰もいなかったと思いますよ。当時からして70年前とかですよね…?メインプレイヤーが子供だったってのもあるでしょうけど、大人にしたって古典のカスタムロボの名前をすぐに挙げられるのは、大学で情報文化を専攻していた人くらいでは?
Q5 ふと疑問に思ったのですが、バトマリの操作が完全にプレイヤーのトレースだとしたら遊ぶのに広い場所が必要だったり、プレイヤーの運動神経がそのままマリオネットの強さに影響したりすると思うのですがそこはなんとかされていたんでしょうか?
A5 もちろん、運動神経勝負ですよ!でも、マリオネッターの動きに追随しているのは立ち姿だけで、移動自体は脳波制御のホバーで動かせるんですこれ。ですから、パンチキックの鋭さは必要でも、走り回る持久力は要りませんでしたね。…どっちしにろジタバタする場所は必要なんで、親御さんからは毛嫌いされてたんですけど…。
Q6 レビューを読んでからというものAcaciaがほしくてたまりません。購入を検討しているのですが現在だとどこで購入するのが良いのでしょうか。
A6 たまーにアンドロイドのオークションに出品される事がありますが、基本はもうパーツごとにショップで探すしかないでしょうね。日本版にこだわらないなら、東南アジアに行くと結構扱ってる業者がいますよ。ただ、オススメはしません。違法改造されまくったAcaciaが、在庫としてズラッと暗い倉庫に座らされていて…、ちょっと、あの光景は心にきますよ、本当。
Q7 フォークロア・オブ・ノスタルジアのオフライン版を触って、当時のソーシャルゲームを遊んでみたい!と思ったのですが、調べてみると2010年代当時はサービス終了と同時に遊べなくなる作品がほとんど。このサイトでレビューされているレトロゲームはサービス終了後も何らかの形で遊べるようになっているものが多いようですが、2010年代以降に業界内でゲームのアーカイブ化などを推進するような動きがあったのでしょうか?
A7 2038年問題で、結構色々なゲームがバグったじゃないですか。それを境に「ゲームを未来に残そう」という活動が活発になったのは確かなんですけど…。正直実感としては、努力の甲斐なく大半のゲームは消えてますね、残念ながら。FoNはプレイヤーがごねた・補助金を貰っている事業だった・開発元が優しかった、その三点があって初めてオフライン用のゲームに改変してくれた特殊な例で。このサイトで扱ってるゲームも、大半はサービス終了と共に消えてますよ。チュートリアルだけ残ったAfterLife、喋る事さえ出来なくなったエリサ、AR機能しかなくなった大戦…。この辺は、何らかの形で残してくれたというよりは、サービス終了でオンラインの機能だけ失われて放置された、って方が近いですね。
Q8 城隍大战非常に懐かしいですね。俺はネットニュースを見てニヤニヤしてるだけでしたが、実は同時期に、まったく偶然にクラウドファウンディングにいくらか払ってるんですよね。もしかしたら同じ人かもしれませんね。まあ当時は沢山の若者が宇宙を目指してたので、そんな偶然もないでしょうか。確か自家用セスナかなんかチャーターして「礼拝」してたプレイヤーが領空侵犯で撃墜されたとか、そんなニュースも見かけた気がして、まあされるだろそりゃあと思った記憶があるんですが、あれは別ゲーの話でしたっけ?
A8 セスナは別ゲームの話だと思います、ドローンを飛ばしてやろうって言ってた人は結構いましたけどね。城隍大战じゃ、そもそも外国人プレイヤーの人数は少なすぎて、中国本土のプレイヤーは私たちが存在している事すらちゃんと理解していませんでしたからね…。とは言えセスナを飛ばしたってのは面白いな、もしかすると楼蘭かな。あれ紛争地帯真っただ中にポータルがありましたし、プレイヤーがテロ組織に捕縛されてたって事件もありましたし。
Q9 どれもこれも懐かしく感じて感無量です。ところで実家の家の大掃除をしていて、倉庫の整理をしているとなにやら奇妙な骨董品を見つけました。赤と白に彩られた長方体の物体でだいぶ状態は良くないのですがF×××LY C××××××R(×は判読できず)と書かれていて、更にそれに差し込める物理式ソフト(でいいんですかね)の山、それらを接続することができる平面映像描写装置です。レトロゲームにお詳しい赤野先生なら判断がつくと思い、郵送させて頂きます。もしもこれが「ゲーム」であるのであれば、是非この連載で取り上げてくださると幸いです。
A9 それは…ゲームです。間違いなく。私も一台持ってますよ、同じ奴です。そしてそれはゲームである以上…、私には絶対受け取れません。おそらくそれは貴方の曾祖父、あるいはその先の御先祖様が買って、大切にしていたものだと思います。あなたには、それを大事に守っていく義務がある。実はこのサイトでも2・3とりあげたいソフトはあるんですよ。「星を見るひと」とか、「元祖西遊記」とか。是非検索してみてください。ただ、これらのゲームを今語ることは、最早レビューというより学問に近くなってしまいますからね…。それが心配で。
Q10 私の調べた限りでは幾つかこのサイトを取り上げているメディアやサイトを見かけたのですが、赤野工作氏にとって何か周囲やメディアからの特筆すべき反響などはありましたか?
A10 おそらく私がLinkageでシェアしたものがたまたま何処かに載せられただけだと思います。実際、このサイトのアクセスは日に10〜30くらいですから。いや…むしろあなた…どうやってここに辿り着いたんですか…?
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