第5話 grow slowly
寒い。雪である。
波力発電、メタンハイドレート掘削など、docomo提供の夢の扉+を見ながら地味に感動した。いよいよ明後日に院試なわけだが、どうしたものか。そもそも合格しないし、行きたくもないのなら受けに行く必要もないような気がしてきた。が、既に受験料を支払い、ホテルまで予約してある。ということはやはり行くしかないのだろう。
今後、どう身を振るかについて考える。先のドキュメントを見て、あぁ、こうやって未来のために戦う人たちもいるのかと正直、地味にどころか割と感動した。自分の能力や出来ることを僕は知っているし、そして、それが大して意味のあることでもないことも知っている。
資源問題を解決するような内容や力は僕にはない。人文/社会科学系の人間のやれることは、基本的に「人間」そのものについて考えることだ。しかし、しかし、しかし。
何はともあれ、今後の身の振り方は、明後日、または明々後日に決まる。ただ時間を待つしかないようにも思う。または、例えば、どこか温かい場所で仕事が見つかり、猫でも飼い始めさえすれば、別の何かが見えてくるのだろうか。
社会をよくしたいという単純な欲望について、希望について考えている。
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