第6話 人付き合いができてない

自分に人格的な問題があることは、重々承知している。が、やってしまった。でも、全く悪いとは思わない。今朝の話。


老人「明日、試験ですね。」

僕「あぁ、物理的に落ちますね。無理です。4月からの仕事探すつもりです。」

老人「ドイツ語の講義とかあるわけ?」

僕「試験科目にドイツ語あるのにやっていないので無理です。」

老人「」

僕「・・・」

老人「ま、まあ、頑張って!」そそくさと席を立つ。




いや、前向きな答えがほしかったのは分かるけどさ、じゃ金くれよ(´・ω・`)


それに、おまえに院試の話、僕からしたことなんて一度もないだろ。それは、あんたに言ったって意味ないからだ。幼稚園児に大人が運転の仕方を訊くことがないのと同じで、大学教授でもない70も半ばの老人に、大学院の話なんかしないさ。


と、僕はデフォルトで思う。こういうこと言うから社会不適合を起こして、15年後くらいには最上で孤独死、または普通に路上で病死、最悪自殺になるんだと思う。だけど、全く自分が悪いとは思わない。イライラした。

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