第3話 突然の掲載

送った後、私はそのことをすっかり忘れていました。


何しろ手書きで作成した原稿です。

私からすると、ちょっと読者投稿のハガキを送った、くらいの軽い気持ちのものだったので、結果についてなんてどうでもよかったんです。


でも次号が発売されたらビックリですよ。

だってそこには私の描いた人にお見せするにはあまりにも拙いイラストと、私の書いたあらすじがペンネームと共に載っていたんですから…!


マジかよ。って思いました。

前述の通り絵は送ってしまったのと人に見せられるような出来ではないので割愛しますが、次話では実際に送ったプロットを後に角川文庫から発売された「キャラクター小説の作り方」から引用します。


元々私が書いたものだし、角川さんのやっているカクヨムだったらこれもOKかな?っていうことで…。

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