第2話 最初から編集部にケンカを売る大塚英志

“ザ・スニーカー編集部が新人賞投稿者に向けて「左右の目の色が違うキャラクターみたいなありがちなものはダメ」といっていたのは間違いだ”


と。

それで左右の目の色が違うキャラクターでもOKだということを示すために投稿を募集します。とやりました。

私からするとそれはもう、とにかく面白かった。


だって女子高生です。反抗ってカッコイイ、みたいな感じを持っていた時代ですよ。

それが、作家が雑誌上で堂々と編集部にケンカを売るって!


あまりにも面白かったのと、期末試験の勉強に飽き飽きしていたのとで、私は早速適当な紙を用意し、まずはキャラクター設定を書きました。

掲載されるとはまったく思っていなかったので、下書きもしないでペンで一発書きだったような気がします。後は指定されていた通り、400文字だったか800文字だったかのプロットも添えました。多分制作時間は1時間足らずだったと思います。

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