「なるほど、噂は本当か。なあ、バイト部にはULT級のハッカーが在籍してるってのは本当か？」

「あはは、そんな都市伝説を信じるのか？」

「よくいうだろ。信じればなんでも叶うかも、って」

突如、左目にフラッシュにも似た光線を感じた次には横っ飛びに逃げていた。

俺のずっと後ろにあった屋上から生徒を落ちないようにするフェンスに白熱光が輝く。

「おい、この＜空気レンズ＞……どういうことだよ？」

続く。

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