第4話
「
ハツラツとした少女の声が部屋に響く。
「ねぇ、ねぇ!何してるの?どうして逆さまなの!どうやって浮いているの?姉様すごいね!」
あどけない声で、ウキウキと話す少女は瞳を丸くしながら不思議そうに蘇芳を眺めていた。7歳の少女の背丈は、逆さまになって宙に浮いているおかげで蘇芳と目線が同じ位置にある。
蘇芳は、ふらりとやって来た少女に人を呼んでくれと頼んでから半刻。未だ逆さまに吊るされたまま身動きが出来ずにいる。この少女は誰からも助けを断られて、1人で戻ってくる事を既に4度繰り返している。蘇芳はもう話す気も失せていた。
「姉様どうしましょう。どなたも術を解けないと仰ってます。姉様に早く降りてきてほしいのに、花街商から請求書の山がどっさり溜まってるんですよ。柳氏の印がないと梓大主にもお届けできないし蓉香1人で帳簿書くの大変なんだから!帰ってきてるならやってほしいのに!私もそろそろお腹すいたし、帰ってご飯食べたいですのに!もう」
この状態で雑務の話を持ち出されても、どうしろというんだ。と蘇芳は心で思いながら半ば呆れ顔で少女を眺めた。
「
「どなたにお願いしても断られるばかりでして。朱雅様が姉様にかけた術を解いてほしいとお願いしてるんですが、嫌がって助けてもらえません。朱雅様はいつ戻られるかわかりませんし。」
「
そもそも、朱雅の術を解けと言われて動くやつがいるわけもないのだ。彼に睨まれるくらいなら知らぬ顔でいるべきだ。と皆思うだろう。ご丁寧に朱雅の術と言っている時点で断られるのは目に見えている。
「え?…うーん、皆さん姉様のことが嫌いなんでしょうか?」
「(何っ)……。」
別段好かれてもいないが、コホン。
蘇芳は咳払いをした。横を見れば蓉香は、首を傾げながら考えるように腕を組む。大方、次の助け人を誰がよいかと考えてるのだろう。
「はぁ……(ったく、この娘は。)」
蘇芳は項垂れながらため息を吐いた。蓉香は蘇芳付きの下女である。末は、
「ほんとに、誰か下ろしてよ!!朱雅帰ってきてよー!」
蘇芳は悲痛な叫びを上げた。
蓮の花が浮かぶ池に虹色の鯉が優雅に泳いでいる。その場所は木々が芽吹き花が風にひらひらと舞い、空は穏やかで澄み切っている。美しい草花が色鮮やかな大庭園の四阿で、朱雅は秘術鏡越しに蘇芳たちの姿を映し見ていた。
「傑作だね。」
音もなく朱雅の前に現れた人物がそう言って
、鏡越しに蘇芳の有り様を男は笑っていた。
「相変わらず、君の妹弟子はまた君のご機嫌を損ねたのかい?」
朱雅は男の問いには答えず横を向いて、無言で筆を取る。
「戯れも度が過ぎると寿命を縮めるよ。」
男は揶揄するように言う。
「大きなお世話だ。」
朱雅はボソリと言った。だが見れば男の興味は、朱雅から離れ術鏡の少女に向けられていた。
「でも、あの子そこそこ美人だね。気になる子は虐めたくなるってやつ?」
男はじっくりと少女を眺める。髪は深紺、肌は色白で、瞳は紫か。蒼国の人間にしては珍しい瞳。歳は15歳、いや18くらいか?
「顔は良し、体つきは細くて引き締まってる、残念なのは胸の膨らみがなぁ……まだ少女だし、これから成長するかな、にしてもまるで色気も欠けらも無い……どこか不思議な感じするけど術気もないし望み薄だな。」
男はまじまじと鏡越しの蘇芳を観察しながらブツブツ言っている。考えをめぐらせて男はひとつの答えを導き出した。ポンと手を打ち、頭の中でひらめきの明かりが付いたようにパァと明るい表情を見せる。
「あ!そうか!君って、少女趣味だったの。」
朱雅に向き直り行き着いた答えを口にして、男はニヤっと笑う。
…………。
沈黙が流れる
沈黙を守りながら朱雅は男を刃物のような眼差しで見る。
「用がないなら去れ。殺すぞ。」
「良くないよ。そうやって唯一の友を邪険にするのは。少女趣味でも別に僕は君のこと嫌いならないから。自分だけの愛玩動物にしたいなら少女の時から手なずけるのが1番だもん。けどどこが良いのかなぁって興味本位さ。胸はやっぱりさボインなほうが僕はさ、」
「何を考えてるんだ?仕事しろ。」
「だってさあの子ぺたんこにみえるし、君の趣味はもっとこうアレだろ。こう…。」
男は、露骨に女体の張り出した胸元の形を手で表現する。
「ところで、私はお前を呼んだ覚えはない。ここの主人はどこへ行ったんだ?」
「良い香りですな。」
声と共にひとりの老人が2人の前に現れた。老人は煙のように降って湧いたように現れると、ちゃっかり朱雅の茶を横取りして飲んでいる。
「
朱雅は老師に軽く会釈した。
「これは鳳州産だね。軽やかな飲み口だ。」
「お気に召されたなら差し上げます。」
朱雅はそういうと、手を軽く振る。老師の分の茶が卓の上に現れた。老師は茶の味が気に入ったらしくこくりと飲み干し、追加の茶を注ぐ。
「はて、わしに用があったのだったか?」
茶を味わいひと息着くと、ふと思い出したように老師は聞いた。
「ええ、運命図を拝借したい。」
朱雅は率直に答えた。
老師は眉根を寄せた。
不意に現れた気配に蘇芳ははっとして振り向くと、視線の先に白い衣の裾が見えた。面白そうに首を傾げながら、蘇芳の姿を観察している声の主を見た時、蘇芳は感激した。地獄に仏である。
「雪那様!!あぁ良かった。お願いですっ……。」
蘇芳は言いかけて口元を雪梛に指で押さえられる。
「ねぇ峻麗?朱雅を知ってる?」
蘇芳は首を横に振る。蘇芳を見ながら雪梛は悪戯っぽく笑みを浮かべる。
「助けてほしい?」
雪梛の問いにコクコクと蘇芳は頷く。その様子に雪梛は微笑む。
「都合のいい時だけそうやって甘えないの。」
雪梛は笑顔でピシャリと投げ捨てるように言うと蘇芳に背を向けて歩きだし、部屋の辺りを見回しながら朱雅の卓に置かれた書に目をやる。
「雪梛様…」
悲痛な蘇芳のすがるような声に、思わず雪梛は笑ってしまう。
「彼は私が来るのをわかっていたのかな?」
雪梛の唐突な問いに蘇芳はきょとんとする。
「はい?」
「代わりと言ってはなんだけど…峻麗さん。」
「えっ?うわっ…ちょっ」
雪梛は蘇芳の間近まで近寄って顔を近づける。息が触れる程の距離に蘇芳は僅かに動揺する。雪梛はそのまま何食わぬ顔で蘇芳の耳元でそっと耳打ちする。
蘇芳は雪梛の言葉に訝しげに聞き返した。
「それは、構いませんけど……何でですか?」
雪梛は無言で微笑む。
「ああ。それとこの書面によると朱雅は君を謹慎処分にしたようだ。期間はひと月。それだけあれば丁度いい。」
雪梛は声は穏やかだが、どこか冷めている。雪梛は自分の手のひらを眺めながら言葉を次いだ。
「はっ?丁度いいって何がですか?」
「君をここに吊るされてるのは言いつけを守らずに君がした行動への罰だからね。ついでに朱雅はひと月ほど出かけるそうだよ。ここに書き置きがある。」
「まさかひと月も宙に逆さまになって浮いてろと?冗談でしょう!」
とは言ったものの、実際朱雅はやりかねない。と蘇芳は思った。 そのまま餓死したらそれはそれ。人の生き死にに無関心な男だ。「けど雪梛様はそんなことないですよね!ちょっとどこ行くんですか?私を助ける気あります?」
「うーん。」
雪梛は生返事をした。
いや、何故そこで考える!それでも保護者か?と、蘇芳は心で言う。
「雪梛様!今回命令に背いたことを認めて私も反省しますから、反省の意として今回の報酬はいただきません。だからお願いします。」
蘇芳はやけくそになって言った。
「それは、私じゃなくて朱雅に言ってあげて。」
雪梛はやれやれといった様子でため息を吐く。右手でパチンと軽く指を鳴らした。
「きゃあ!?」
蘇芳はいきなり術が解けて真っ逆さまに落ちる。それをふわりと優雅な手付きで雪梛の腕が抱きとめた。蘇芳は雪梛の腕の中にすっぽり収められながら驚いて固まる。
「まぁ、そう簡単じゃないんだよ。困ったものだよ。勝手に術を解いたら後で朱雅に何言われるか知れたものではない。ああ怖い。…けど桜花衆の各商の諸々の書類やら帳簿のチェックとか、いろいろ雑務も溜まっているからね。やはり
雪梛は蘇芳をお姫様抱っこしながら、誰に言うでもなく話し、視線を壁際に向けている。
壁に掛けられた鏡を見つめた。
「そういうわけだから。峻麗が謹慎期間の間は私の仕事を手伝ってもらうことにする。」
雪梛は、蘇芳を抱っこしてそのまま部屋の出口を目指して歩きだした。
「待って雪梛様、自分で歩けますから。もう下ろしてください。」
「急がないと、そろそろ慧慶が戻ってくるから、こんな姿を見られたら君恨まれるよ?」
雪梛はどことなく楽しそうに言った。
「なんで、ちょっと楽しそうなんですか!」
「さぁね。」
雪梛はどこか不敵な笑みを浮かべながら蘇芳を抱え部屋をあとにした。
「このガキ!よくもっ」
「イヤー、離してください!」
雪梛の部屋に少女の悲鳴が響き渡る。
「言え!誰がこれを食べて良いと言った!」
「ですから大主様がっ。」
蓉香は、青年と掴み合いになっていた。
薄い秘色色の絹衣装に身を包んだ青年は13歳ほどの小柄な青年で、慧 櫂慶《ケイ カイケイ》という。生粋の蒼国人であり、瞳は碧色、髪は紺に銀色のメッシュを入れている
。一部だけ伸ばした髪に髪飾りを結びつけたオシャレな出で立ちをしている。
彼は雪梛の部屋で菓子を食いあさっている無粋な小娘を見つけて取っ組み合いの最中にあった。
「ほんとだもん!大主様がいいって!痛っ。もうケンケンさん痛いって言ってるのにぃ!ぶたないでください。私の頬が腫れたらどうするんですか!」
「黙らっしゃい。この焼き菓子はなぁ、私が雪梛様のために丹精込めて作った愛のかたまり。ラブスペシャルフルーツパウンドケーキだったんだぞ!お前なんぞに食わせてたまるか!吐け!出せ〜」
「また焼けばいいじゃないですか?」
「黙らっしゃい!このケーキにはなぁこのケーキにはなぁ!雪梛様のためだけに特別に作ったものだったんだ。フルーツを秘伝の媚薬エキスに漬け込み染み込ませて、味付けした特製のケーキを、たった1口で食いやがって、許せん。」
「は?媚薬って詰るところ精力剤ってやつですか?男のかたが夜の営みを快くするお薬を菓子に混ぜてるなんて、菓子への冒涜ですわ!許せません。美味しかったですけど、許せません!」
「何をこの!関係ないだろ!食い気ばっかりのクソガキが!猿以下だ!」
「そんなことだからいつも大主様に避けらてるんですよ!変なものばっかり混ぜてる変態料理だなんて知ってれば食べなかったです。今度からちゃんと媚薬入りと書いといたらどうですか!」
それこそ、誰も食べないだろう。と雪梛は心で言った。
蘇芳を抱えながら雪梛が部屋に入り2人の会話を素通りして自室に向かう。蓉香が食べた櫂慶の手作り菓子が如何わしい食べ物だったことは確かだろう。なんともおぞましい。雪梛の登場すら気づかずギャーギャー騒いている二人を放って、奥の自室に入る。
「櫂慶避けに蓉香は適任だね。使える子だよ。ね?峻麗。」
「そうですね。そろそろ降ろしていただけませんか?」
「(沈黙)……。」
ちょっと名残り惜しげに考えるが、蘇芳を長椅子に降ろす。
「ケイケイの菓子を貴方が食べない理由がよく分かりました。」
「そう?…(無関心)」
「でも、蓉香のあの様子なら媚薬も指して効果はないみたいですね。」
ケイケイは何しようと企んだのか考えると寒気がする。雪梛はそれを回避するために菓子好きの蓉香にちょくちょく餌付けしていたのものそのためだろうと蘇芳は察した。
「私に向けてるものだから蓉香に害はないよ。普通に作ったら美味しいものを櫂慶はちゃんと作れるのだけどね。」
ん?それって。蘇芳は雪梛をのぞき込む。
「何かな?」
「食べたことあるんだ。」
「変なとこ突っ込んでこないでほしいな。」
「どうなったんですか?」
蘇芳は、興味津々に聞く。
雪梛は無視して席を立つ。
「あれ?雪梛様どうして逃げるの?ははーん。さては?」
逃げる雪梛を蘇芳が追いかける。ついたての裏に入る雪梛を追いかけながら蘇芳は、揶揄うようにニコニコしながら見つめた。
「くだらないことを想像しない。」
そういうと雪梛は上着を脱ぐ。着替えるために帯を解いて着物を脱ぎ始める。
「蘇芳、男の着替えをいつまでもじろじろ見ないで、茶でも入れてほしいな。一応君も私の侍女なんだからね。」
雪梛はそう言って蘇芳に上着を渡して追いやる。雪梛の上着からふわりと上品な香りが仄かに飛んできた。蘇芳は上着を整え直すとひらりと書簡が落ちた。
「ん?これ依頼書じゃないですか!しかも金封依頼!」
「えっ?ああ、それ勝手に開けたら承知しないよ。君宛てじゃないんだから。」
雪梛は着替えながら蘇芳に目を向ける。
言ってるそばから蘇芳は封を開け盗み見ている。
「ダメって言ったよ。」
雪梛は書類を取り上げるが、蘇芳が食い下がって聞いた。
「誰に頼むつもりですか?当然私ですよね?金封依頼を受ける刺士なんて他にいるんですか?」
「刺士は君だけじゃないからね。」
「金500両だなんて。相当な金額が掛けられています。要人からの依頼かしら?」
はぁ。と雪梛はため息をつく。二言目には報酬を口にする。琥蓮の女刺客はとにかくお金が好きらしい。見れば蘇芳の目は金になっている。
「蘇芳、君は謹慎処分なんだから。大人しくしてなさい。」
「いや。」
手を伸ばし金封を取り上げようとする蘇芳を雪梛はするりとかわすが、もう一方の腕で蘇芳は雪梛を押さえ込もうとした。
蘇芳は雪梛が腕を弾いたせいで体制を崩してよろける。それを見て雪梛は咄嗟に蘇芳の腕を引っ張った。そのまま二人共倒れ込む。
「うわっ!」
ドサッ。
「痛いじゃないですか。」
蘇芳は雪那の上に馬乗りに乗った状態になりながら顔を押さえる。
体制を崩した際に雪梛の胸に思いっきり飛びつく形になり顔をぶつけた。書簡がばらけて床に散らばっているのを見るとすかさず蘇芳は書簡を引っつかみ読み始めた。
「まったく。」
雪梛は呆れた様子で蘇芳を見ている。
この状態を慧慶が見たら怒り狂うであろう。
だが女人が腹の中に乗っている状態はそんなに悪い気分はしない。
「依頼はしゅんが島。」
「それは
「蒼厳第2公子 蒼麗君の暗殺阻止。ふむふむ?椿華島に流刑中の公子が……11年前に椿華城に幽閉された彼は次期王位継承者……っうわっ。」
ドンッ
雪那は隙をつき蘇芳を引き寄せ自分が上に乗り押さえつける。
「詮索するなと言ってるでしょ、言うこと聞かないと私も怒りますよ。」
蘇芳は不貞腐れたように頬を膨らませて横をむく。
「けど、雪梛様と椿華島に行くなら私が受けてもいいじゃないですか。」
そういうと蘇芳は金封をヒラヒラと雪梛の前で揺らしている。
「お忘れですか?先程、私に頼んでましたよね。私に商業連の集会市場に同行してほしいと。市場の開かれる場所は確か…。」
雪那は苦笑いをする。
「君もさっき私が助けてあげたこと忘れたの?」
「私はあくまで同行者として連れて行っていただければ問題ないです。あくまでも同行者ですから。簡単でしょう?」
蘇芳はにっこりと微笑む。
雪那は聞く耳を持たず、身を起こし蘇芳から離れようとしたところを蘇芳に止められ、引き寄せられる。間近に蘇芳の顔がある。
「聞いてます?いいと言うまで離しませんよ。」
そう言うとむぅとした顔で見つめながら蘇芳は雪那の着物を掴む。強気に言うが、この状態ではあまり説得力がない。なんならそのまま間違いを起こして押し倒す気なら逆に雪梛のほうが好都合な体制である。
離れてくれと言うべきなのに、蘇芳は離さないという始末。雪梛は苦笑する。
「ダメだよ。」
「良いでしょ!」
蘇芳は雪梛の着物を掴む。
「おしゃべりはこのくらいにして離して。こんな姿いつまであの二人に見せるつもりですか?」
そう言うと雪那は視線だけ横にやり蘇芳に見るよう促す。壁にぴったりと張り付きながらこちらを食い入るように見る2匹の猛犬のような青年と少女がギラギラとこちらに視線を送っている。
「……(ゲッ!)」
雪梛が不意に蘇芳に顔を近づける。
雪梛の垂らした髪がさらりと肩に落ち、触れそうなほど近くに雪梛の顔がある。雪梛の吐息がかかり、途端に蘇芳は鼓動が早くなる。
「な、何をなさるんです?……ダメです」
「金500両の仕事を受けるまで君は私から離れないんだろ?」
「あの、雪梛っ」
口元に雪梛の指が触れる。蘇芳は咄嗟に目をつむった。
「市場は明日椿華で開かれる。さっさと支度しなさい。」
そう耳もとで恋人にそっと愛を囁くかのように優しく呟いた。
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