interval -心の襞-

心を開いて 

あられもない醜態を晒した先に 待っていたのは 

残酷な力の代償 


矢印の先に在った その滲み 

『こんなものが欲しかったんじゃない!』


ゴミ屑のように縮んでいく身体 

何もなくなってからでは 遅かったから 

だから引き留めた


怯えて震える その眼差しさえも 

かつての光を憶えていないなんて 


この先の未来が見えないのなら

全部 滅びてしまえばいいのだと呪った


この大地と風が許すなら 

祈りの言葉を最後に


君を失う今日が もう二度と訪れないようにと

願った…

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