第2話

文「届いたかなー?よろしくねー!

届いてたら返信よろしく♪」


君野だ。彼女は、僕とは相反し、明るく人に接する。彼女は僕と住む世界が違うのだろう。


何気なく返信を打ってみる。


文「よろしく。」


書くことがない。まあしょうがないかと送信した。2分程度経つと、また携帯の着信音が鳴る。


文「業務連絡みたい笑、ねえねえ光は今どこに住んでるの?」

文「光ヶ丘」

文「光ヶ丘!!??私も光ヶ丘!ははは

すぐ会えるね笑じゃあ明日遊びにいこっか♪」

なんだろうこの気持ちはこんなことが前にもあった気がする。


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僕はいつも自分が嫌いだった。いつも判断を見誤り、その結果が悪い方向に行き。何かに絶望していた。その度に光を求め、さまよい、歩いてきた、陽はそんな光だったのかもしれない。


そんなことを思っているといつの間にか一時間程度過ぎていた。返信をしていないので、彼女に返信をしたい。

文「ごめん、返信遅れた。遊びに行くのか…

いいけど、どこに行くんだ?」


文「気にしてないよ。私が光を好きなとこにつれてってあげる!!!!」

こういうのは男がするんじゃ。まあまだ俺は陽が何なのかもいまいちわからないしいいのか。


文「じゃあ12時でいいか?」

文「いいよー楽しみにしててね!」

何故だか明日が少し待ち遠しくなった。




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