洗練された会話にキラリと潜む恋の予感。メロンソーダの爽やかさとバニラクリームの甘さをまとった、クリームソーダのような二人の出会い。一字一句無駄のない完璧な構成にただただ唸る。オチも納得の完成度です。短編ってこうやって書くんだな~、というお手本のような作品。
最初から、なぜか違和感を感じていて、ずっとなんだろうと考えながら読み進めていました。最後まで読んで納得!とても楽しい短編でした!
公園で繰り広げられる素敵なボーイ・ミーツ・ガール。なんだかスタイリッシュな会話をするなぁと思っていると……。この男の子と女の子は、出会うべくして出合ったのです。そう、読者の私たちを楽しませるために。はい、完敗です。短編はこうでなくてはいけませんね。
本当に上手い、と思いました。
ショートショートですので、内容に触れるとまずいですよね。わたせせいぞう先生の、「ハートカクテル」のイメージを重ねてみました。無国籍風の、センス良い会話に魅かれます。途中でオチは読めたかなと思いきや、ラストで見事に裏切られて面白かったです。ラブコメは食わず嫌いの私ですが、こんな素敵なお話ならもっと読んでみようかな、なんて思わせてくれました。
短編の参考にと覗かせて頂きました。たった2000字の中に詰め込まれた素敵な出会い。言葉の掛け合いにどんな結末を迎えるのか読み進めると、期待を裏切る素敵なオチが(。>д<)面白かったです。思わず微笑みました。ありがとうございます。笑顔を頂き感謝です。
綺麗な比喩と細かい回想が綴られた後にこのオチ…2000字という字数も、このギャップを楽しむのに絶妙なボリューム。いやあ、フフッとなる作品でした。
ショートショートっていいですよね。必ずオチがあると分かってながら、予想を上回っていた時は特に(≧∇≦)
オチまで通して、意識の通った作品でした。会話がふっと違う話題になり、その変わり方その答えがとてもセンスを感じました。最後まで興味を持って読めました!面白かったです。
初期村上春樹の盛大なオマージュでギャグとユーモアたっぷりのショートショート。2000文字の短いなかに、いろんなエッセンスがこれでもかと入っていて楽しめました。あーー、おもしろかった!
何だよコレ、すごいじゃん!」というのが、正直な第一印象。いやー、やられちゃいました。 途中からクスクス笑わされて、そのうち爆笑させられて、最後にバックドロップで放り投げられた。 下手なレビューなんか必要なし。自分で読んで確かめたほうがいい。村上春樹のファンなら爆笑できる。 『ノルウェイの森』の誤訳問題まで知ってると、さらに楽しめる。作者は、そこを分かって書いてるから。 この作者の他の作品もすごい。たった2000文字なのに、濃厚で。