第29話 イチャイチャしてぇ(後編)
ビチコ「綺麗な場所ですねぇ」
ビチコはほぅ…っとうっとりした顔で呟いた。
ここは、森の中…かな?そんで湖はとても深くなってるが底が見えるほどよく澄み、太陽の光が反射し幻想的な空間を創り出している。
ログハウスは白に塗装されてあってこれもまた、合っている。
キュニア「中に入るよぉ。来ないと置いてっちゃうよー」
良男「ま、待って!すぐ行く!」
コンコンコン
キュニア「ルーちゃーん。入るよぉ」ガチャ
ログハウスの中は見た目と反してとても広く家具なども白に統一されていた。
???「いらっしゃい。よく来たね」
部屋の奥から出てきたのは見た目20代前半くらいで身長は少し低めの165くらいかな?髪は耳にかかるぐらいの長さで色は若草色、瞳は透明感のあるエメラルドグリーン…そしてイケメンだ……うむ。爆発しろ!!!
※超鈍感な良男は自分がイケメンだと気づいていません。
ティータニア「お久しぶりにございます。ルーク様」
ルーク「うん、あのお祭りの時以来だから50年ぶりくらいだね。寂しかった?ティータニア」
ティータニア「な、何を言っておられるのですか!?//」
ルーク「私は寂しかったよ?」
ルークはティータニアの頭をよしよしと撫で、ティータニアは顔を真っ赤にさせ口をパクパクさせている……これはもしや(ニヤリ
キュニア「はいはーい。イチャイチャはまた今度、2人きりの時にしてね〜」
ティータニア「イチャイチャなどしておr「わかってるよ」ルークさまぁぁあ///」
ルーク「まぁ、そろそろ本題に入ろうか。キュニア、お茶菓子好きなの食べていいからお茶を用意してくれる?」
キュニア「まかせろです!!」
*****
良男「あの、それで本題って?」
ルーク「えっとね、良男くん悪いんだけど先ずはティータニアに謝りたいんだ」
そう言ってティータニアの方を向きルークは頭を下げた。
ティータニア「ルーク様!?」
ルーク「ティータニア、魔族が攻めてきた時君の周りのものを君を守れなくてもごめん。」
ティータニア「ーーッ……謝らないで…下さい。管理人は世界の住人に無闇に干渉してはならない。掟ですから仕方の無い事です!」
ルーク「でも、ごめん。」
ティータニア「よいのです。妾は無事でしたし……この話はやめにしましょう。良男に話をしてやって下さい!」
ルーク「…ありがとう。……湿っぽくなっちゃったね。よし、それじゃあ話そうか。これからの旅路の話をーーーーーーーー」
そして俺達はこの後、辛い選択を迫られる事になる。
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