第23話 新たなる力の目覚め(前編)

~ 良男は”力”を探しに 虚無の魔 へと向かった


~その一方でティターニア&ビチコが謎の魔族”レザン・フォレノワール”

 と闘っていた...

レザンが放った「三日月」がビチコに向かっていた,,,


ティターニア「ビチコ! 避けるのじゃ!!」

ビチコ「ッツ! ガクッ! (ダメ...立てない...)

レザン「なんでぇ、もう終わりかよ,,,っけ つまんねぇ」


      ガキィン!ドカッ!

鈍い音と共に斬撃が空に向かって消えレザンの体を何かが貫く..

レザン「ぐはっ!何だ!この衝撃は!!!」

レザンは地面にたたきつけられた

「痛てぇ、一体何が起こったんだ?あの閃光は一体?」

シュー、モクモク,,,煙の中から現れたのは...良男だった

良男「大丈夫か!ビチコ」

良男の腕には燦然と輝く大剣が握られていた

そして体には真新しい傷が付いていて身長も少し伸びていた


ビチコ「良男...良かった無事だったのね...ぐすんっ、本当に心配したんだから」

ビチコは良男の服の袖を掴み涙が溢れていた,,

良男「すまない、遅くなってしまった..だがこれで俺は大切な者を守る事が出来る!

ビチコの体を優しく抱きしめ今大切な人が目の前に居る事がお互いに幸せだった


ティターニア「良男!無事に帰って来たか、修行は無事終えたのだな、だが気を休める場合ではないぞ!」

良男「あぁ、分かっている、まずはあの男を倒してからだよな!」

ティターニア「妾にそのような偉そうな事を言うな!!」

良男「あぁあ!ごめんなさいぃ!」

その様子を見てビチコがクスッと笑った

ビチコ「良かった、修行して別人みたいに男らしくなったけど全く変わらないから安心した」


良男「俺は全く変わらないよw さぁて、あの魔族をちゃちゃっと倒して飯でも食うとしますか!」

良男は剣を振り回しながらレザンの前に行った

ティターニア「良いか良男、あやつレザン・フォレノワールは魔界でも有名で危険視されている一族の者じゃ、決して油断するな」

良男「あぁ!」

  

レザン「ほぉ、ちったぁ俺の名前も知れているのか!これは嬉しくて光栄だねぇ!」

鎌を地面に突き刺しその柄の上で相手をあざ笑うかのように言った

「さっき俺をぶっ飛ばしたのはお前か!中々の衝撃だったぜ!おもしれぇ!俺と1対1で勝負と行こうじゃねぇか!

刺した鎌をクルクル回しながら良男に言った


良男「良いだろう、ビチコに危ない目に合わせた報いをたっぷりしてやるぜ!」


良男・レザン「行くぜっ!!!」

 

      ~O BE THE CONTINUE~

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