第14話 幸せってさ、なんだろね

 プロジェクトが中断して約一週間。佳菜子とゆりこは久しぶりに朝から遠出して買い物に出た。何を買う目的があるわけではないが近場の買い物ばかりでは飽きてしまうので、時々こうして遠出する。

 しばらく歩き回り疲れたので骨休めしようと喫茶店でくつろいだ。

「ふう。久しぶりだと疲れる〜」

 ゆりこはこのところ出歩いていないので、体力が落ちたと感じている。

「あたしだって疲れてるよ。同じだって」


「そういえばさ、最近テレビ見てなかったもんだから、知らないタレントなんかが出てるの」

「ははは、そうなの。あたしはあんまし見ないからわかんないけどさ」

 佳菜子がチラと店の入り口に目を移し、奇怪なものを見つけたように凝視した。

「んんっ!?」

「どうしたの?」

 さゆりも、視線の方向に振り返る。と、そこには野口と江坂が手をつないで入り口から入ってくる姿があった。野口は一瞬『まずい』という顔をしたが、すぐに開き直ったようにこっちに向かって歩いて来た。つないでいた手は外されていた。

「や、おそろいで。久しぶりじゃね?」

「あらら。偶然」

 ゆりこと佳菜子は普通に接してはいたが、『あんた達、そうだったの!?』という驚きを隠すあまり、ボケっとした表情になっている。


「席、一緒しちゃっていい? 混んじゃってさあ」

「どうぞどうぞ!。遠慮なく」

「すいません、センパイ」

 江坂はいつものニコニコした早苗ちゃん。でも野口はちょっとぎこちない。

「いやぁ。いいところに席とってくれて、気が利くじゃない!」

「そうでしょう!?。来ると思ってたのよ。はは」

「トイレじゃなかった?」

 江坂が野口を促す。

「ああ、はは。忘れてた。ちょっと行ってくるよ」


 やっぱりぎこちなく野口は席を立ってお手洗いのほうへ消えた。消えるか消えないかの辺りで、いきなり佳菜子が江坂に問いかける。

「早苗ちゃん、野口くんといつから?」

「1年?、くらいです」

「えぇ? けっこう長いんだ」

「おお、やるわね。知らなかったわあ。ほとんど誰も知らないんじゃないの?」

「酒見くんは知ってます。他は多分誰も知らないと思いますけど」

 うふふと笑う江坂はやっぱり可愛い、いつもの早苗ちゃん。それにしても、まるでそいうことに気がつかなかった佳菜子とゆりこ。二人とも、他の娘に恋愛のことを聞いたり口にしたりできる相手を恋人にしていない。そういう話題は女同士でも避けてしまっていた。


「よく誰にも見られないね!」

「はい!。わたし達、カンがいいんです」

 あっけらかんと言う江坂が益々可愛い。

「はは。早苗ちゃんには敵わないな。で、今日は?」

「はい。別になんの用も無いんです。ただ二人でドライブして、あちこち廻って帰るだけです」

「そう。そういえば野口くんは車が好きだったね」

「はい…。もう、車の手入れを始めると、わたしそっちのけなんですよ〜」

 口を尖らせてプーとして見せる江坂。そこへ野口が戻ってきた。

「何話してんの? あれ?、なに膨れてんの?」


 野口は笑顔を崩さずに江坂のとなりに座ると、なんだよ!と笑いながら彼女を小突いた。江坂も反撃して彼に肘打ちをかます。じゃれ合う二人のアツアツぶりに、佳菜子とゆりこは居場所を無くしてしまった。

「あんた達、注文は?」

「おう。オレ、コーラ」

「え〜、またわたしが取って来るのお?」

 江坂がまた口を尖らせる。

「しょうがないなあ、一緒にいくよお」

 二人で立ち上がるのを見て、佳菜子とゆりこは示し合わせたようにバッグを抱え、店をでる用意をした。カウンターで、あの二人はやっぱり小突き合い、江坂が野口のお尻に蹴りを入れたりしている。

「会社じゃ全く見られない光景だね」

「ほんと。仲いいっていうか、高校生の頃思い出すわ」

「えへへ。ほんとだ」


 二人が飲み物とポテトを抱えて戻って来た。席を確保しておいた佳菜子とゆりこはそろそろお邪魔、とばかりに席を立つ。

「じゃ、あたし達、そろそろ出るわ」

「お? そう? 駅までなら送っていくよ」

「いいよ、いいよ。ブラブラしていくから、ね」

 佳菜子はゆりこに合図した。

「うん。大丈夫だよ。二人でゆっくりしてて」

「なんだ、そうまで言うんじゃ仕方ない。ははは、んじゃね」

「じゃね。早苗ちゃん、ゆっくりしてて」

「はい。ありがとうございます」


 バイバイと4人とも手を振って、佳菜子とゆりこは駅までの道をブラブラと散策する。気に入った店を見て回り、佳菜子は気に入った服を一着買った。ゆりこもあれこれ迷いながら、小さなフリルが着いたブラウスを見つけ、試着してみることにした。

 あの二人は話題にならなかったが、その日の佳菜子とゆりこにとって嬉しい出来事のひとつになっている。


 試着室の大きな鏡に写る自分の姿を見たとき、ケンジを思い浮かべた。鏡を見つめながら、選んだ真新しい服に袖を通し、ボタンを留め、鏡に向かって腕を広げて見せる。

「どう?」

 はあ、とため息をつくと売り物の服を綺麗にたたみ、自分の服に戻る。ボタンを留めながら呟いた。

「彼氏かぁ…。あいつは何をしているのか」

 また、はあっとため息をつき、鏡から目を逸らして服を直した。先週のあの日以来、彼は訪ねてくれない。


 試着室から出ると横で待機している店員さんに声をかけ、その服を買った。

 そしてジーンズコーナにいる佳菜子を探したが、そこにはいなかった。辺りを伺うと、ウィンドウの外で電話をしている彼女を見つけ、安心してTシャツを見て回る。

「ゴメン。電話が掛かって来ちゃって」

「うん。さっきの服、買っちゃった!」

「ああ、そう!。多分似合うよ」


 駅はすぐそこだが、まだまだ明るいのでもう一休みすることにした。近くにある広いドーナツ屋さんは客が少ないわけではないが、店が広いのでゆっくり座って話しができる。

「じゃ、あそこで」

「うん、オッケ」

 店内には子供連れの家族が賑やかに過ごしている。小さな女の子がお歌を披露していたり、お兄ちゃんが弟を泣かして、お父さんに怒られたりしていた。


「ねえ。あんたに内緒にしてたんだけどさ」

 佳菜子が唐突に切り出した。

「え?、なに?」

「うん。知ってる?、あたしが誰と付き合ってるか」

 急に打ち明けようとする佳菜子に、ゆりこは準備できていなかった。思いつくままを話す。

「うん…。あの、違ってたらごめんね。社長と噂になってるよ」

「大当たり。ゆりこさん」

 佳菜子は目を伏せたままストローをカップに差し込む。


「いつから?」

「半年くらいになるかな」

「社長って滅多に逢えないのに、どうやって知り合ったの?」

「それがね。偶然というか、よく覚えてないんだ」

「酔ってたの? 忘年会とか何かの帰りとか?」

「会社の帰り、ロビーに社長が居たんだ。一人で。それで『お一人ですか?』なんて、何となく声を掛けて、それから度々挨拶くらいするようになって」

「まあ、そんな挨拶くらいなら…ねえ」

「それから、何故か何処へ行ってもあの人の姿を見つけるようになって、気がつくと車に乗ってて…気がつくと身体の関係になっちゃって…」

 よく覚えていないなんてと、思ってはみたものの。自分の身に置き換えてみれば、出会いなんてそんなものかも。


「あんた美人だし、そりゃ社長も目を留めると思うけどさあ」

「おおほっほっほ。あら、そうかしら?」

「あんたじゃ荷が重いっていうか…。囲って貰おうなんてタイプじゃないんでしょう?」

「ほんとね…。荷が重いわ」

 佳菜子はストローでくるくると氷を回し、悩みを軽くしているように見えた。こんな風に白黒を分けられないことが佳菜子にもあるのかと、ゆりこは改めて親友の違う一面を見た気がした。


「いつも車で?」

「うん…。そのまま食事で終わることもあれば、あの人が寝泊まりしてるホテルに行ったりとか」

 ホテルには反応してしまった。社長でもそんな所に行ったりするのか。

「ホテル…ねえ」

「え? ヤダ、ははは。ラブホテルじゃないよ。立派な都市型のホテル。高そ〜なとこ」

 ゆりこはちょっと赤くなって頭をかいた。

「寝泊まりしてるって?」

「あの人、あまり家に帰らないらしいのよ。気が休まらないとかで」

「そう」


 ゆりことしては、その関係を続けて欲しくないのだが。何故かと問われても明解な理由を持っている訳ではなく、あなたの将来のためだとか世間一般の返事しかできないので、何を言えるものでも。

「とは言うものの、あたしも人のこと言えた義理じゃないってゆーか」

 そう。ゆりこにしても今現在の所、佳菜子に助言できるような恋愛をしていない。氷を回しながら、佳菜子が続ける。

「いつまでもこのままじゃいけないし。でも、どうしてかな。終われないんだよね。頭じゃ解ってるつもりなのにさ」

 ゆりこの言いたいことは堂々巡りの『別れたほうがいいよ』。だがそんなことは佳菜子だって解っている。ゆりこは言葉が見つからず、ストローを口にした。


「ところでさ、あんたのほうはどうなの?」

「え? あたし? そうね…」

 人に問われて、初めて客観的に見る気になった。

「どんどん離れていく感じ…。最近会いにこないし、会っても素っ気ないし。お互いに」

「そうなんだ…」


「こっちが会いに行きたいって言ってるのに」

「まだ教えてくれないの? あのさあ、こんなこと言うのもなんだけど、ちょっと怪しいね」

 同じような相談を、以前佳菜子にしたことがあった。

「うん。あたし彼に応答する以外、何も知らないし」

「待ってるだじゃねえ。何してるんだか、分かんないよね。」

「そうね…ふう…。疑いたくないけど…」

 お互いの悩みを打ち明けたあとは二人とも氷をかき回し、しょうがないわね、と目を合わせてフフフと笑い合った。


 いくらか気が楽になったところで、佳菜子がポツンと清水のことを尋ねる。

「ね、また先生と話してみようか」

 佳菜子の意図はよくわからないが、ゆりこは清水には関係がないように思えた。ケンジとのことは自分の問題だから。

「どうかなぁ?」

「あのさ、先生が前に診断したって人に、会ってみたらどう?」

 ゆりこはそのことをすっかり忘れていた。そうだ、同じような体験をしている人が、少なくとももう一人いることが分かっている。


「うん…そうね。何か発見があるかな」

「ケンジに会いに行く方法とか?」

 佳菜子の言う通りだとは思った。他にもなにか、新しい発見があって清水の役に立つかもしれない。

「そうしようかな。先生に頼んでみようかな」

 それならと佳菜子は切りだす。

「今、あたしが電話してもいい? 最近スクールから早く帰ってるから、先生と話してないんだわ。ちょっと声が聞きたいし」

「うん…。あたしは構わないけど」

 声が聞きたい? 清水とそれほどよく話していることを、ゆりこは知らなかった。


「あ、もしもし先生? 佳菜子です。こんにちは」

 楽しそうに話す佳菜子を横に、ゆりこはどう頼んだものかと思案している。

「そうね。最近話してないもんね。…そう。で、今、ゆりこも一緒なんだけど。…うん、大丈夫なんだけど、ちょっと悩んでるみたいで、相談してみようと思って。はい、すみません。じゃあ、ゆりこに替わります」

 佳奈子が携帯電話を差し出した。

「『何でも相談に乗りますよ。』だって。がんばって」

「ありがと!」

 携帯電話を受け取ったゆりこは、ちょっと声のトーンに気をつけて。

「もしもし。ゆりこです」

「あ、清水です。お久しぶり。今、佳菜子さんから聞きましたが、何かお悩みとかで…」

「ええ。実は…その、前にお話した交感? の相手の彼とのことで…、そのう…体調とか、そんな事ではないので、相談し辛いんですが」

 清水なら『構わない』と言うだろうが、その優しさに甘えていいものか。医療とは全く関係のない、これはまるで恋愛相談だ。

「どんな事でもいいですよ。遠慮せずにどうぞ」


「実は、彼とあまり会えないので疎遠になってるんです。向こうが訪ねて来るのを待つだけで、こちらから会いに行けなくて」

「ふむふむ。彼の方も会いに来られない訳ですね」

「はい。何度か彼に、会いに行く方法を教えてくれるように頼んではいるんですが、教えてくれません」

「ん〜。そうですか…。その理由も聞かせてもらえず、と」

「はい。疑う訳じゃありませんが…」

「なるほど、それは気が気ではありませんねぇ」

 その恋愛相談に乗って来る清水。この人はどこまで人がいいのか。

「あのう…。そこで、先生が以前診察されたという、、もう一人の能力者の方に、お話を伺えないかと…。何かヒントがあれば…」

「ああ!、なるほど。そう言う事ですか。はいはい…」

 そこで初めて、清水のノリが悪くなった。第三者に話が及ぶのだから当然だ。ゆりこはとんでもない相談を持ちかけてしまったようで、少しばかり後悔した。


「そうですね〜…分かりました。電話で話してみましょう」

「わがままを言って、本当にすみません」

「いえ、私も久々にお話しして、その後どうなのか知りたいので」

「ありがとうございます」

 ゆりこは携帯の向こうにお辞儀をした。

「ゆりこさんに確認したいのですが…」

「はい」

「その方が会って頂けるかどうかお話するには、こちらの事を明かさなければ信用してもらえませんので。つまり、ゆりこさんのプロフィールや体験をその方にお話する事になりますが、よろしいですか?」

 その通りだと思った。

「はい。確かにそうだと思います。先生にお任せいたしますので」

「分かりました。では、結果は後ほど、ゆりこさんの携帯にご連絡いたします」

「ありがとうございます。よろしくお願いします」

「はい。では、失礼します」

「失礼します」


「相談してくれるみたいね」

「うん…。こんな相談にお医者さんを巻き込んじゃった…」

「何かお礼しなきゃね」

「そうだね」

 電話の後、ゆりこはケンジとの関係を真剣に考え始める。いつか現実に出会えることを信じて。でも、もしそれが訪れたとしても上手くやれるだろうか。ゆりこの名前は、彼にとってサユリのまま。それは彼を本当に信頼していないからでは。

 ただそれより、ゆりこは自分と佳菜子を比べれば、彼女の悩みの方がよほど重大だと思った。

「あんたは?」

「うん…。そうよね」

 佳菜子は伏見がちに、履いてるジーンズを摘まんだりしていたが、スッと前を向き直り、飲み物を口にした。

「どうにかなるわ」

 いつも前向きで強気な佳菜子らしい。それ故に、彼女がこんなに悩んでいるところをゆりこは見たことがなかった。佳菜子は飲み物をテーブルに置いた後は少し無口に、窓から店外を歩く人々を目で追っている。

「ねえ」

「うん?」

「幸せってさ、なんだろね」

「うん…」


 ゆりこの携帯が鳴った。清水からだった。

「はい。もしもし」

「あ、清水です」

 彼の声は、この二人の状況とはまるでかけ離れて弾んでいる。

「もう一人の能力者の方とお話しできました。お名前はレイコさんといいます。あなたのことをお話ししたら、彼女も会いたいと言ってくれました。でも、彼女は事情があって、家を離れられないのだそうです。会うとなると九州は博多まで、こちらが出向かなくてはなりませんが…。それでもよろしいですか?」

 その人が九州の方だというのは知っていたことだし、こちらが会いたいというのだから、当然だ。

「はい、そのつもりでいいです」

「それで申し訳ないのですが、私の診療所は土曜日に診察が多いので休む訳にはいきません。レイコさんは日曜日が都合が悪いということです。それで、平日になりますが」

「わかりました。会社にお休みを頂きます…。それで… 先生も…?」


「私も診療所を休みにしましょう」

 清水も一緒に行ってくれる。こんな心強い事はない。

「ご迷惑をおかけして、本当にすみません」

「いえいえ久しぶりに彼女の様子を伺う良い機会です。私の大事な元患者さんなので」

「ありがとうございます。本当にお礼のしようもありません」

「いえいえ。それより、いい出会いに期待しましょう。彼女の都合を聞いて航空券を予約します。詳しいことは携帯のメールにご連絡しようと思いますが」

「あの、そこまでして頂けるなんて」

「はいはい。私の研究も兼ねてますので、気にしないでください」

 ゆりこは少し心苦しい思いがしたが、相手のことを何も知らないし、ここは清水に頼る意外にない。

「すみません、お言葉に甘えます。わたしのメールアドレスは、この間ので」

「はい、控えてます。それでは、ええっと…」

 清水はスケジュールを確認しているらしく、電話の向こうでなにやらカサカサと音がする。

「とりあえず日付だけ。来週の金曜…?、では、どうでしょう」


「はい。大丈夫です」

 丁度、プロジェクトはサポートのためにしばらく存続しているだけなので、それほど忙しくない。

「そうですか。ではこの日程で。そちらに、佳奈子さんもいらっしゃいますか?」

「はい、もちろん」

 清水は"もちろん"の言葉にあははと笑った。

「では、すみませんが、彼女に替わっていただけますか?」

 ゆりこが佳菜子に携帯を差し出すと、佳菜子もウケたのか笑っている。

「はい。佳奈子です。ええ、来週の金曜日ですね。はい…。ああ、分かりました。スクールの皆にも伝えます。人気者は大変ね!。はい、はい、それじゃあ」

 どうやら、英会話スクールの件で佳奈子と話しているらしい。

「スクールのこと?」

「うん。グループに当たってるメンバーによろしくって」

「そう」


 佳奈子はニコニコしながら携帯を切り、ゆりこに返した。清水って男は不思議。社長のことで悩んでいたはずの佳奈子を笑顔にしてしまう。

「どうした?」

 飲み物を口にしながら見つめるゆりこに、やはりニコニコしながら佳奈子が尋ねる。

「え? いえいえ、なんでも」

 どうした?と聞きたいのはこっちのほうだ。そこからは何となく社長のことを聞きそびれ、またいつもの他愛のない会話で過ごした。

「そろそろ、行こか?」

「うん。そうね」

 店を後にする頃には、佳奈子はいつもの佳奈子に戻っていた。電車に乗り、ゆりこの乗り換え駅で手を振って、その日の二人は別れた。

 ケンジはこの日も尋ねてこなかった。

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