第68話:小説の設計図

 この手の話題は、探せばあちこちにありますので、今さら私がわざわざ書くこともないのかもしれません。

 ということで、ここでは私なりに料理した話を書いてみたいと思います。

 基本は正しいはずですが、私なりに使い分けをしていると考えておいてください。

 そのことに関しては、明確にしておきますのでご安心を。


 まず、小説を創るときの資料たる設計図といわれると、みなさんは何を思いつくでしょうか。

 少し例を挙げてみましょう。


・アイデアメモ

・設定書

 ・世界観設定

 ・アイテム設定

 ・キャラクター設定(ジャーナル)

・あらすじ(シノプシス、トリートメント)

・アウトライン

・プロット(ストーリーライン)


 最低限、こんな感じでしょうか。


 アイデアメモは、単なる思い付きを書きならべたものです。

 場合によっては、マインドマップなども活用するかもしれません。


 設定書も問題ないでしょう。

 詳しくは説明しませんが、なんとなくわかってもらえると思います。


 問題は下の3つでしょう。

 あらすじ(シノプシス、トリートメント)、アウトライン、プロット(ストーリーライン)……これを全部同じだと考えていたなら要注意です。

 これらはすべて別物です。

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