第59話:マイナス評価のとらえ方(1)

 「感想をもらえない」のと「酷評をもらう」のと、どちらがいいでしょうか。


 まるで究極の選択のようですが、私は「酷評をもらう」方がいいです。

 これは私がMだからではなく、やはり「反応」という物を欲しているからでしょう。

 クリエイターは、作って自己満足という人は少ないと思います。

 結局、クリエイターの行動は自己表現で、それは自己顕示欲の表れであり、顕示欲を満足させるには、それを計測できるための観測者が必要になるのは、自然なことでしょう。


 だから、反応はどんなのでも欲しいはずです。

 「★が欲しい」(いや、駄洒落じゃないよ?w)、「レビューが欲しい」……そういうことを言うと、一部で「乞食」という反応もありますが、そんなことはないと思います。

 欲しくない人の方が、むしろ聖人君子なだけです。

 普通、欲しいでしょう。


 私も★がさほど伸びず、PVという反応にすがっているところがあります。

 レムロイドでもキャッチコピーにPVを書いていますが、PVがそこまで意味がないものとわかっていても、「反応があるんだよ」と訴えることにすがる想いもあるわけです。


 中には、その想いが暴走した作者さんが、自分でPVを増やしたり、某掲示板などから来た人が、悪戯でPVを増やしたりすることもあるようです。

 PVは確かに適当な数字ですが、本来は★などよりも、非常に動向の参考になる数値です(参考:http://blog.guym.jp/2016/04/blog-post_18.html)。

 自分で増やしても虚しいですし、悪戯するのもよくありません。

 もっと大事にして欲しい情報です。


 ……と、話がそれました。


 ともかく、たとえ酷評でも反応は欲しいでしょう。

 でも、実際に酷評をもらうと、ショックでモチベーションが下がる人もいるかもしれません。


 というわけで、自分の例を挙げて、マイナス評価された場合、どのようにとらえるかを書いてみたいと思います。

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