同性愛による事実婚。一つの家という枠でありつつ、社会に囲まれた四人の愛。作者の繊細な、例えるなら【運命の赤い糸】のような文体から滲む、確かな愛の形。繋がる四人の糸は、幸か不幸か。あなたの知らない愛情を、是非共御一読あれ。こんな事書いてますけど、そんなに気兼ねしなくても読めますよ。ずっしりと重い話ではないですから。