登場人物~1章~
登場人物~1章~
シン・アルト
真名『シン・アルゴノート』。
精霊王(アストラルの創造神)によって地球から故郷であるアストラルに帰還させられた黒髪の少年。
精霊王(アストレア)の神名を知っており(普段はバカ○○と呼んでいる)存在を認識できる数少ない人物。
帰還させられて直ぐに自身のステータスが落ちている事に落ち込む。またバッドステータスもあり魔力回復できない状態だった。そんな状態でも相対した帝国下級騎士を瞬殺できる。
いかなる『技能』でも習得できる
性格は自身が認識する価値があると認めた存在以外関知しない。また敵対するモノには容赦なく躊躇いなく無慈悲に殲滅する。ただ――地球での生活にて無慈悲な気質に優しさが加わっている。その事実に『俺も甘くなったな』と呆れつつ悪くないと思っている。
『新月の森』にて帝国下級騎士に襲われている少女を助ける(本人は助けるつもりはなかった。ただ相手が邪魔だっただけ)。その助けた少女、ミュリアに初対面であるはずがどこか既視感を感じていた。
『新月の森の集落』にて集落の長から自身が転移して既に1000年の長い時が経過している事実を知って驚愕する。
その夜に精霊王と対話しているのをミュリアに聞かれ、自身の真名を教えた。
かつて『闇夜の魔王を倒した英雄』である事を。
一晩経ち朝早くに集落を出る。出て暫くして集落の方向に帝国の部隊が向かっているのを知り、集落方向から煙が上がった事に気付く。初めは無視して行くつもりだったが『優しさ』からミュリアの事が頭に浮かび呆れつつ助けに戻る。
そして相手を無慈悲に壊滅させる(面倒な魔導士は逃がした)。その際に魔力が枯渇気味になった状態でミュリアを槍からその身で救い倒れる。
死ぬ間際にミュリアの”固有技能”によって命を救われる。それと同時にミュリアの真名に感づく。
それからしばらくは『新月の集落』で過ごす事にした。またミュリアの事は『ミリー』と愛称で呼ぶことにした。
~ステータス~
所有物品:帝国騎士の持っていた剣。帝国騎士が持っていた金品少々。リュック。スマートフォン。教科書。学生制服。
戦闘能力…ステータス低下中、魔力回復不可状態でも下級騎士くらいなら瞬殺できるレベル。
ミュリア・ダークマター
『新月の森の集落』に住む猫耳獣人少女。
薬草を摂りに来た際に帝国下級騎士に襲われる(ミュリアもその時点で護身術などを習得しているが、急であり始めて見た人間に後れを取る。また護身用の杖もなかった)。
もう駄目という時にアルトに助けられる。
アルトを集落まで案内してあげる。
なぜかアルトに対して惹かれる所を感じていた。
宴会後にアルトを探していた際に彼と精霊王が対話しているを知る。そして彼が1000年前の『英雄』である事を知り驚く。
アルトの事情を聞く。その際に『ユウナ』という女の名前に嫉妬心を抱く。
翌朝にアルトが出て行った事に残念とまた会いたいと思った際に帝国の部隊の襲撃を受ける。
ミュリアも護身杖のルビーロットで戦う。
相手の魔導士が発動した火球魔法が放たれる瞬間だった。出て行ったはずのアルトが戻ってきて助けてくれた。
彼が相手の部隊を倒した後、彼に駆け寄ろうとした際に敵の隊長が最後の悪足搔きに放った槍が自分に向かってくる。だがアルトによって庇われる。彼の致命傷の代価と引き換えに。
アルトを救いたい一心で『固有技能:
そしてアルトが意識を取り戻すと涙を浮かべ『良かった』と安堵共に抱き付く。
ぶっきらぼうだが優しく何度も助けてくれたアルトに好意を抱いているのを自覚する。
集落に留まるのを聞いて嬉しさで一杯になる。またこの時より『アルト』と呼び捨てで呼ぶ様になる。
~ステータス~
所有物品:ルビーロッド。村の服。フードのついているローブ。
戦闘能力…護身術を学んでおり魔物や下級騎士くらいから身を守るくらいはできる。アルトよりは少ないが一般では多い分類の魔力を秘めているが『魔法』を使う術がない。『固有技能』によりあらゆる欠損すらも再生治癒できる。
カンス
『新月の森の集落』に住む狼耳獣人青年。
集落の守り人である。
何度か人間(主に帝国騎士)と交戦経験がある為、人間に対して警戒心を持っていた。
アルトに対しても警戒していたが他の人間と違うと感じ取り態度を軟化する。アルトの作った料理を食べてからは特に親友の様に接するほどになる。
アルトが翌日の朝に出て行ったことを聞いて『初めて信じられる人間に出会えたのに』と残念がる。
その直後に帝国の部隊の襲撃に遭う。
守り人として迎撃に出てその身体能力の高さから何とか守り切る。
常にシーラと共にいる事が多い。
~ステータス~
所有物品:戦闘服。片刃の両手用の剣。
戦闘能力…実力は下級騎士を相手に負けていない。”矢避けの加護”の特殊能力を持っており投射系の武器に対する回避能力が高い。鍛えられており並みより強いが魔法にはあまり耐性はないようである。
シーラ
『新月の森の集落』に住む猫耳獣人の女性。
集落の守り人である。
カンスほどではないが人間に対して思う所があった。家族同然のミュリアを助けてくれた人と警戒を軟化させる。
アルトが翌日の朝に出て行ったことを聞いて『信用のある人と出逢えた』と残念がる。
その直後に帝国の部隊の襲撃に遭う。
守り人として迎撃に出て弓による後方支援でカンスをサポートする。
常にカンスと共にいる事が多い。
~ステータス~
所有物品:樫の弓。戦闘服。小型の短剣。
戦闘能力…弓による援護が得意。接近戦も出来るが護身術程度(ミュリアと同等かそれより少し上くらい)。視力に優れており相手を逃さず射る正確さを持つ。魔法の耐性は殆どないので魔法は天敵。
ニュートラル
『新月の森の集落』に住む獣人の老人。
集落を纏めているので長老と呼ばれている。
高齢のため寝たきりの状態が多い。
集落にやって来たアルトに今の世界について教えた。
帝国下級騎士A
敵キャラ①
最初にアルトが出会った男。殺気をアルトにぶつけた事で敵認定され腹パンチ一発でノックアウトにされ金品や剣を奪われ、その剣で首を切られ絶命した哀れな人。
帝国下級騎士B
敵キャラ②
ミュリアを襲おうとしていた男。追い詰めたミュリアの足を傷つけ動けなくして慰め者にしようとしたが、邪魔と言う理由でアルトに背後から切り裂かれ絶命する。
帝国下級騎士隊長
敵キャラ③
新月の集落を襲い若い者達を攫い奴隷にする為にやってきた。
協力者の魔導士二より有利な状況だったがアルトがやってきた事で逆転する。
アルトに槍で挑むも右腕を切り裂かれる。
最後の悪足搔きで槍をミュリアに投げつける。槍はアルトに命中。『ざまあみろ』と下劣な笑みを浮かべながらカンスに倒される。
帝国下級騎士C
敵キャラ④
新月の集落を襲い若い者達を攫い奴隷にする為にやってきた部隊の一人。
アルトの放つ”威圧”に耐え切れず気絶する。意識を取り戻した後、集落に来た理由をカンス達に問いただされ喋る。その後解放されるも帝国では敵前逃亡は死罪に値するので帝国に戻る事はもうできない。
魔導士の男
帝国の部隊と共にやって来た魔法を扱う男。
冒険者で依頼を受け同行してきた。
火系の魔法が得意で、矢に火の属性を付加させる事が出来る。
自身の展開した豪火球をあっさりアルトに切り払われ、戦況が不利と認識すると『割に合わない』と判断。またアルトに見逃された事で”転移”の魔晶石にてその場を逃れる。
集落の結界を無効化したり、位置を感知する杖を所有していた。
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