第3話 クローディー (サラ)

「おい!2億枚だ、やったぞ!最年少だ クローディー」 クローディーのマネジャー、ハリーが勢いよくクローディー邸に飛び込む。

今最も影響力のあるうちの一人クローディー 数々の賞を受賞したおそらく、音楽史に残るであろう人物

「2億枚ですって、2億!! やったわ」

クローディー自身喜びで胸いっぱいである。

クローディーが喜んでいると、また玄関からクローディーーーと呼ぶ声が聞こえる。

クローディーのボーイフレンドで俳優のオーストである。

今ミュージカル映画をとっているからか、クローディーを呼ぶ声が、より響く様に聞こえる。

「おめでとう サラ」

「ええ ありがとう」と喜びをハグで表現する。

「伝説のクローディ〜〜〜〜〜〜社長からだ!!」ハリーが叫ぶ。

いろんな人から電話が来る。

あの賞を受賞するのは私だろう、そうクローディーは確信する。

翌日のテレビ局 2億枚後に初パフォーマンスである。

少し緊張するが、司会者が自分の名前を呼ぶのはいい。

パフォーマンスが始まると歓声が起こる。

クローディーーと叫ぶ声、高温すぎる口笛、やまない拍手 どれもクローディーに向けられている。

歌を歌うクローディーにとって欠かせない要素である。

クローディーが間奏の間ギターを弾くと、少し止んだ歓声が再び大きくなる。

司会者がクローディーに近ずき、椅子に招きトークを始める。

司会者が洒落をいい、クローディーは驚いたり、笑ったりする。

内容は大体が2億枚関連である。

番組が終わりクローディーはあの賞にパフォーマンス準備に取り掛かる。

マリーダ グランドの表情を早く見たいものだ、さぞかし悔しがることだろう。

そうクローディーは思った。

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