第45話:6人目「印税:コンサルタント)

4人の自分のつもりが6人に増えてしまった。

ブログタイトルはそのままでもいいかなと思う。今後どう増えるか分からないからだ。まあおそらくこれ以上はもう増えてはいかないだろう。

いくらなんでも自分一人でやるのには限界というものが来るからだ。

せいぜい7人目などは将来家庭をもった時に「父親としての自分」などと称することになるだろうから、その場合は否が応でも時間もお金も全て投資は別のものになるだろう。

そうなる前に先に手を打っておく必要があるだろう。

次期に私も相手を見つけるたびに出かけたい。変わり者の自分に果たしてそのゴールは見つかるかは分からない。それでも長い人生の道のりを辿っていくためにはやはりすべきことがある。


収入・・・


これは雇用主か従業員かで大きく分かれる。

おそらく大半の日本人社会人が雇われの身になるだろう。こうなると経営者と従業員では立場が大きく違う。自分たちで稼ぐか、貰うか。

この違いである。私も残念ながらオリジナルでは小売業に勤めるものである。よって貰える所得というものには制限がかかる。

かといって副業はほとんどの企業が禁止している。私も副業はしたくないものである。

なぜならそちらにばかり目がいって本業がおろそかになるのが一番嫌なのである。

では今やっている活動はどうなのかということである。

傍から見たらまあ副業みたいなものである。しかし私は報酬は二の次に考えている。ただの言い訳だが、もともと稼ぐこと目的ではないということだ。

お金だけの人生ではないということを自覚しなければいけないと思うのだ。なぜならお金がたくさん入ってきても、追加緩和などされたりしたらお金の価値などなくなっていく一方だ。

りんご100円が1000円、1万円になってしまえば時給800円時代にせっせと貯金したのも意味が無くなる。時給1万円の時代が到来してしまえば、それこそ今タンス貯金しても宝の持ち腐れである。

最近ニュースでカラクリタンスから江戸時代の小判などが見つかったとされている。いちおう歴史的文化なのである程度のレアな価値はあるが、その当時やはり使用しなければあまり意味がないものでもある。

だからキャッシュフローというものは大切だ。


そうこう物事を考えているうちに私はネットで色々と検索をしていた。

他に何か稼げるものはないか。あくまでも趣味的なこと、無理をせずになんとなく収入が増えてしまいそうなものはないかを考えた時に、ふと「印税」に目がいった。

本の出版にはかなりの自己負担などが生じる。正直私は支出というものを抑えたい人間だ。だからマンション経営が儲かるとか自費出版が儲かるとか、儲かるかどうかわからないものに巨額の支出はかけたくはないのだ。

もちろんそれで成功している人も大勢いる。しかしそういったリスクをとるわけにはいかないのだ。


だから電子書籍というものに注目した。

これなら費用も掛からないし、印税還元率が高ければ高いほど、仮に1000円の本が1冊売れても70%以上なら700円の利益だ。

当然税金もかかるかもしれないが、一度PDFしてしまえば本と違って費用はかからないんじゃないかと考えたのだ。

後は今後スマートフォンなどの普及に伴ってどんどん電子書籍の時代が来ればいいなとは思うが、そう簡単にうまくいくかは分からない。

もちろん自分のような無名の本は売れないのは分かっている。

しかしそれでも誰か一人でも共感してもらえる人が1人でもいたらそれはもうけものだ。

まだ出品は無料のものしか出していないがいずれ本を出品したいと思う。

私にとって最初で最後の本になるだろう。

「自持思想論」という本になるだろう。

素人コンサルタントとしての本をまた出していきたい。

それが私の6人目の自分「印税で稼ぐ、コンサルタント」ということになるだろう。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る