第44話:5人目「アフィリエイト」
副業で最も選ばれやすいのがこのアフィリエイトというもの
現状はアクセス数が伸びないこと、そして無料でできることからリスクが生じず、稼げる前に簡単にやめてしまうことが原因で「アフィリエイト 稼げない」という項目すら検索エンジンに出てしまうぐらいである。
アフィリエイト自体は広告を媒体とする事業であるが故、まずアクセス数がものをいうということと、当然そのサイトに足を運んだ人は何かしらその商品を求めているということになるが、必ずしもその場で即決して購入するということにはつながらないのが現状である。
なので正直この5人目に「アフィリエイト」というものは選べるかどうかが悩みの種ではあった。
元々私はオンラインゲームなどを通じ、ある分野でアクセス数No1のタイトル保持者というものが唯一の自慢。しかし条件は多少異なるので、果たしてブログのアクセス数を再度1番とまではいかないが、高アクセスが望めるかどうかはやはり自分の腕次第なんだろうということは理解している。
もちろん、どうすればアクセスが急激に伸びるのかなども経験則から言って色々と考えは持てるが、やはりオンラインゲームと違って現実世界でのブログアクセス数を伸ばすということは難しい。
まず顧客は足を運んでもらえるようにするのが一番だが、当然世界は広いのでマンモスサイトというものが全て検索上位を占めている。
私が狙える隙があるのはせいぜいおまけアクセスもしくは何ページも先の検索エンジンにひっかかる程度である。
ならばどうするのか?
これから将来先に検索してくれそうなワードをつかみ取るだけである。
私はそう考えた。
これから団塊の世代が終わり、ゆとり世代へと変わっていく。
もちろんゆとり世代から今度は〇〇世代になるかもしれないが、今はもはやゆとり世代。そしてスマートフォンの普及に目を行くと否が応でもみんなサイトから検索キーワードというものをピックアップしていくだろう。
そう私は将来を見通してブログのタイトルは「ゆとり世代の〇〇の成功法則」と名前をしている。
〇〇とは自分の名前が入るということ。田中さんであれば、「田中の成功法則」、下の名前でも構わない。たけしさんであれば「たけしの成功法則」ようは自分の名前を入れ込んでほしいというわけだ。
成功法則はあくまでも参考にする程度、環境が唯一無二である以上、同じ行動をしても全く違う結果が得られるか、前任者に比べてせいぜいちょっとしたおこぼれを貰う程度。
やはり自分自身が最初に成功法則というものを見つけてやっていくしかないのだと私は思うのだ。
それを踏まえて私は24時間誰がいつどこでアクセスしてくれるか分からないが、24時間働いてくれるであろう5人目の分身に「アフィリエイトブログ」を選んだのだ。
ただしこれは稼ぐのが目的ではなく、あくまでも私のその日に思いついた成功法則を4つの分野から導き出すのが目的である。
それぞれ
「現実世界」
「2次元世界」
「私の参考書」
「まんがでわかるシリーズ」
の4分類にしているのだ。
順序はばらばらで正直なんの話がくるかなんてもはや書いている私にすら分からない。なぜならその日思いついた本日の成功法則をそのまま書き下ろしているからである。
読み手には難しいかもしれないが、いずれ気になるワードだけアクセスしたときにその記事が出てくれれば光栄である、と考えているだけだ。
アフィリエイトの目的は稼ぐことではなく、自分自身のバイブルを作るということを目的とすれば、続けることもまた苦痛ではないと私はいつもパソコン前に座って考えている。
目の前に気付けばペットボトルや缶ジュースなどが山積みになることなどしょっちゅうだ。
それだけアフィリエイトという仕事に誇りを持っている。まだ何も成果など出ていないが、最初から報酬を期待しているわけではない。
キャンペーンなどあればせっかくなのでチャレンジする程度である。
私の目的は旧約聖書を自分自身のものを持つだけである。
報酬は二の次、アフィリエイトを続ける人はそんな人が成功を収めていくのではないかと思うのだ。
報酬は出ていないが、既に私は毎日続いている、これからも続けていく。
既に成功法則として成功したのかもしれないな。まだわからんが。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます