第40話:目標は何か

目標を持つということは人生において大事である。

それは私にとって生きる意味を指しているからである。

最近の若い世代にはこれがないことが多い。「何も考えていない」と回答することが多い。

ふむ・・・目標か。

以前の私ならば「30歳までには1000万はいく!」や「課長になる」や「結婚をして家庭を築く」など当たり前の解答をしていた。

個人の目標なのでこれは悪くはない考え方だ。


しかし4人目まで分身を作った今の私にはこれらは通過点になりつつあるのだ。もちろんまだ課長にもなれてるわけでもないし、結婚もできているわけではない。

今後の目標としてはいいのかもしれない。

しかし最近は色々とニュースが多すぎた。情報が溢れるのはいいことではあるが、悩む材料も与えられている。

熊本地震、EU離脱問題、参議院選挙などなど。

一体何を目標としてやっていけばいいのか最近分からなくなることがある。

そもそもなぜ神はこの世界を作ったのかでさえ思うこともある。旧約聖書を見てみると「こんなことがありえるのか」とさえ思うこともあるし、歴史を見てみるとどこに歴史書など保管してあったのか、そういったことに目が行くようにもなる。


私自身変化をしているのか、今まで考えたことがないようなことを考え尽くようになる。

そもそもなぜ自分は分身を作ろうとしたのか?


その答えはおそらく子供の頃から持っていた根底が原因だろう。


「楽して金稼ぎ」


そんなものは存在しないと言われているこの世の中に果たして本当に存在しないと断言できるのかどうか、それを私自身分身を増やしてチャレンジしていこうと考えているのだ。

最初は苦労するのかもしれない、しかし最終的に長い目で見ると楽ばかりして金が稼げたらそれはもう目標がかなったのかもしれない。

将来の夢はたくさんあった。社長になるなどもあったが、どこの社長になるかなんて具体的な考えは持っていなかった。

しかし今思うと社長と言うのは果たして楽なんだろうか?

株主総会などで会長兼社長やCEOの皆さんが叩かれているニュースをよく見かける。

株式会社は大きくしていくには資金調達にはもってこいだが、事業方針などに口出しされてしまうとこれはこれで「楽」なのだろうか?

社長や芸能人など憧れにも思えるのだが、こうやってテレビのニュースを見ていると本当にこれは自分のなりたい自分なのかどうかさえ思う。


もちろん人には人のやりたいことがある。これは十人十色だ。

私には私のやり方というものがある。

人件費を掛けず売上を上げてくれるもの。自分一人ならば人件費は自分一人。

ましてや自分と言っても2人目以降がやってくれれば実質コスト0じゃないのか?

まだ成果という成果があまり出ていない。

もし成果が出た時は、オリジナルである自分が寝転んでいてもお金が入ってくる状態になるだろう。


ただ、目標と言うものが今はそこにしかない。ただそれだけの話である。

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