第36話:本を読むと理解が深まる

小説を書くのもいい。だがまずプロが書いている本を読まなければいけない。もちろん本と言うものはタイトルが大事だ。

なぜならほとんどの人が書店に行くとき、必ずタイトルを見て、何か心の中で感じた時に手に取り、そしてページをめくるものだ。

あとは文字だ。読みやすいかどうか。これは時間がかかるのかそうでないのか。日本人は皆時間をかけたくない。できれば文字は大きめの方がいいだろう。

小さい文字はダメだ。ぎっしりと書かれてあり、読み手側も大変だ。


雑誌も重要だ。

たまたま週刊雑誌を手に取り、ある社長のおすすめ紹介の本の中にこんな話があった。「筆者はこの本を作成するのに物凄い時間と労力をかけている。読み手側が先に根を上げてどうするんだ」ということである。

確かに新聞なども全て読むのは大変だ。しかしそれ以上に大変だと思うのはその新聞を毎日のように作成している側の人達だ。

内容は確かに気になる部分だけピックアップしなければ読んでも頭に入らないだろう。しかし作成者側には需要があると考えて情報を提供してくれているのだ。

私は新聞を3時間かけて読んでいたのだ。しかし経済のことはよくわからない。何より数字が多い。さすがに最初はある程度全部読んでいたが時間がかかりすぎるので先程「作る側が~」とは言ったが、結局読み飛ばしてしまっている(笑)

まあ何が言いたいのかというと小説でも新聞でも本でも読む側が先に根を上げてしまってはいけないんだなということである。


本を読めとはよくいうが、どれぐらい読めばいいのだろうか。

本をたくさん読めとは言われるが、私はある程度本を読むと読み返したくなるのだ。

実際50冊ぐらい既に家には本がおいてある。だいたい2年間でそれぐらい溜めた。もちろんほぼ90%は読んでいる。(中には読んでいないものもある)

50冊というのが人によっては多かったり少なかったりするが、私はこの50冊と言う本は多いと感じる。なぜならこれを2回読み返すだけで100冊、3回読めば150冊と結局増えていく。

それより1度読んで満足するのではなく、こうやって何度も読み返すことによってより内容が理解でき、実行にうつしやすかったりもするものだ。

200人の本の内容の共通点を探すより50冊でいいから何度も読み返し、自分との相違点を探す方に私は集中しているというわけだ。

今日もまた、通販で本を買った。

一年を通して確かに本は積み増している。しかし読み返すことに意識することを私は忘れないだろう。

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