第10話:私の異動
異動が決まり、新しい店舗を任されることになった。
かなり小さな店舗を経験することになった。
今までと明らかにスケジュールが変更され、作業もほとんど自分でこなしていかなければいけない状態となる。
私自身能力を高めるチャンスでもある。そこのパートナーさんは私には優しかった。
よく朝ごはんを持って来たりしてくれた。「大島君、これでも食べな」とおにぎりを2個手渡された。
「私からもから揚げあるよ」と朝食が渡される。いつも貰える人は決まっているが心温まる応対である。
それで私も今日も一日頑張っていこうという気持ちになるのだ。
株主は言う「オリジナルの大島、最近何かいいことあったのか?」
私は「パートナーさんから朝食や昼食をご馳走になった。」という。
「気分がいいじゃないか。まあ俺自身なんだがな」と心の中で天使と悪魔がささやく会話のごとく、もう一人の自分と話す。
「また月末になったら振り込むからね」と給与天引きの話を促した。
株価は既に初めて購入した時に比べ20%は上がっていた。まだこの時の私は株に対しても素人であったからよくわかってはいなかったのだ。
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