第9回 シアエガってなぁに?

【宣伝】


 拙作「邪神任侠」がノベルゼロ様から出版されました。ヤクザが邪神と戦うノワールな作品です。当講座で特集・解説もしておりますので、ぜひお読み下さい。

 とはいえ、この講座を読みに来ている人ならきっともう読んでくれていると思いますが、仮に読んでなかった場合でも書籍版だけ買っておいて下さい。印税はこちらの口座もとい講座を充実させる為の取材費に回りますので、その為の簡単な初期投資ということで。


 アマゾンの購入ページはこちらです!

 http://amzn.asia/bzDadtK


【初めに】

 皆様お久しぶりですsealです。

 

 日曜の夜いかがお過ごしでしょうか。


 ミル姉さんのコーナー大好きだったのでまた笑う犬の冒険復活してくれませんかね。


 今日は千~二千文字程度を目標に簡単な紹介を行えるように挑戦してみたいと思います。


 今回紹介するのは旧支配者シアエガ。萌え萌えクトゥルー神話辞典でのイラストが最高に可愛かったので(資料も情報も少ないですが)紹介させていただきます。


【概要~どのような邪神か~】

 まずシアエガという邪神がどのような存在なのかですね。


 シアエガはドイツのフライハウスガルテンという村に存在する闇の丘ドゥンケルヒューゲルという丘の中に眠っているそうです。


 この神を鎮めるには女性の生け贄が必要で、この生け贄の儀式を邪魔されたり、この神を封印する旧神の印が崩されてしまうとこのシアエガは復活するとされています。


 外見は漆黒の触手が生えた巨大な緑の目玉で、復活すると際限なく巨大化し、この触手を使って手近なものを片っ端から握りつぶします。


 ちなみにこちらの目玉ですが、赤という説と緑という説が有るみたいですね。見たところ誤訳なんじゃねえかなあと思いつつも個人的には赤い方が好きです。厨二病アトモスフィア溢れてて。


 そんなシアエガですが案外可愛いところもあって、クトゥグアにびびったり旧神にさくっとボコにされたり、信者達に儀式で静められつつその力だけを吸い取られてしまっていると色々残念可愛いことこの上有りません。


 復讐と憎悪に心を燃やし、封印されている間もその悪意の牙を研いでいるっぽい邪神なのに一体何をしているのでしょうか。


 案外萌えキャラなのかもしれません。


 それとこのシアエガ、案外人間に化けた化身が多いのだそうです。しかもその化身は自らがシアエガの化身という自覚は無く、無意識の内にシアエガの復活の為に動こうとするとかしないとか……。


 貴方の隣に居る人か、あるいは貴方自身がこの化身なのかもしれません。


【概要2~眷属とか~】


 ナガアエと呼ばれるカエル人間がシアエガの眷属だとされています。内蔵丸出しの涼し気なクリアボディー。そして人間のそれに良く似た四本の腕と太い蛙のような足を併せ持ち、王道のグロさを誇る眷属です。


 こちらのナガアエは四本の腕を用いた連続攻撃が得意で、奉仕種族の中では相当厄介な相手です。


 毒や成功確率の高い攻撃は、その場で探索者を倒せずとも確実に状況を悪くしていきますし、何より耐久力が結構有ります。


 サブマシンガンとかアサルトライフルぶっ放し放題の探索者でもない限りは戦ったりせずに逃げるのが良いかと思われます。


 ただしこいつら、追跡も得意だったりしますけど。


 まあ化物に追われるモンスターパニックっぽい話(ホラーショウで「恐怖! スケスケ猛毒蛙人間!」みたいなシナリオ)とかやる時に使うと良いかもしれませんね。


 いくら厄介と言ってもきっと米軍なら倒せる程度の相手ですよ。


 とりあえずオチは生き残ったPC達がシアエガの化身で実は復活の為に利用されてましたー! というので一つ。

 

【最後に】

 原点回帰ということで短くサクッと楽しめるように纏めてみました。


 萌え萌えクトゥルー神話でも最高に萌えるイラスト(足を縛られて目隠しをされ、手毬を抱えて薄い笑みを浮かべる和服の美少女)だったので、つい紹介してしまいましたが、シアエガは基本的にマイナーな邪神です。


 気に入ったら自由な心で皆様の創作に出して面白おかしく描いてみてください。できれば「目隠しをされた和服の美少女(notロリ)」でお願いします。身体が不自由そうだとなお性癖にどストレートです。


 それでは今回はこの辺で、おさらばでございます。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る